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森羅万象

明けまして おめでとう御座います (2013.01.03)

日本のみならず南北朝鮮や中共も新指導者が揃った今年は、2014年の甲午(きのえうま)、 2015年の乙未(きのとひつじ)を控えた嵐の前の静けさにあたる年となりそうです。

歴史的な領土問題を引き摺った外交問題を抱えるアジアを視るに、甲午・乙未の年に動乱が発生した過去があります。朝鮮の甲午改革から東学党の乱が蜂起し日清戦争に至ったのが1894年。翌1895年は台湾での乙未戦争朝鮮での乙未事変へと続きました。

明治政府は関ヶ原の逆縁で毛利の長州と島津の薩摩が主導権を握ったように、領土の併合や割譲と労働動員や人体実験の禍根を晴らし切らない国々が何かの準備を懸命にすることの裏側にも嘗ての列強国が関与するでしょうが、愚かな人間の準備を吹き飛ばすような大自然の脅威が始まる懸念も感じます。

アクエリアス(水瓶座・精神文明・心の時代)の世紀は、今まではアヤフヤだった存在が誰の目にも明らかに存在の片鱗を現し始める象です。カミ(火水・神)のの禊ぎ祓いが発生し始める年かもしれません。水の害については、異常降雨、河川の氾濫、海岸線の陸側への浸食、山崩れ、異常強風といった自然現象を警戒し、の害については火山活動と原子の火である原発・原爆です。

前例のない自然現象を確認したなら自然発生便乗かを問わず防疫に留意する必要があります。私は、今年の8月の富士山の兆候状態に注目していますが、上空の乱気流の影響が出る国際線に過去にないほど強風の懸念もあり飛行機で外国へ出るのは慎重にして頂きたいと思います。

また外国では、水一杯でも慎重に日本から携行した材料・水での食事をして頂きたい程です。

また時代的な移り変わりで大切なことは、各々が個々に生きていることを認識することです。比喩としては、思考の便宜上の仮設代名詞「木」「火」「土」「金」「水」で循環を説く五行の考えが参考になります。例えば、乾いている「木」なのか、湿っている「木」なのか、細かく割れているのか、太い丸太棒なのか、燃料となるための質と量が問題となります。また「水」は「火」を消すものと理解されていますが、少量の「水」が燃え盛っている「火」に加えられれば、「水」は沸騰し反対に火勢を強めます。また、「火」の熱エネルギーが温暖なら「木」を育て、乾ききっている「土」は何も育成する力を持ちません。湿っている「土」は「火」を消してしまうこともできます。つまり生成・変化・運動の大局から観ると、相関するエネルギーの質と量により相生・相剋の作用は異なり、事象も一様ではないことが解かります。

現実においては、日本で安全に暮らして大金を稼ぎながら、日本が困り不利に成ることに嬉々とする輩(やから)マスコミも政治家にも存在するという異常な事態です。これほど卑怯不公平存在が居るのかいないのかがハッキリしませんでしたが、原発利権のように誰の目にも明らかに存在の片鱗を現し始めた流れが続き、これからの日本の大問題と成ることでしょう。

日本を愛して帰化した外国人は、日本人として平等に暮らせることを守るのが大切です。逆に日本が嫌いな日本人は、好きな国外への移住を勧める政策が良いかも知れません。
中国とは、安全に経済交流だけをして、お互いに尊重して冷静に距離を置きながら平和に進むことを私は望みます。愚かな人類は不要だと言わんばかりの大峠に関する明らかな予兆に気づき、2013年は準備を本格的に始めましょう。       (紬)