証券ビュー

森羅万象

円安についていく 2013年03月25日 (2013.03.25)

為替の流れに神経を擦り減らしているが、

円のトレンドは大幅安と見る。

これについていくだけ。

山風の浜に出て鳴る春祭 麦青。

急に暖かくなって、相場も、動くようになってきた。

ドル円相場が日々高安1円幅を超える動き。

10万ドルFX取引は一晩で10万円の損益。

今は1枚1万ドルが主流というが、

100万ドル単位で1銭を取った、取られた・・・と、

1日100回計りするスキャルパーも多いと聞く。

取引回数が多ければ多いほど、利益の機会も多くなる、

と錯覚する投資家が多い。

損する機会も増えていることを知らない。

そのうち、ロスカットできず、損失が膨らみ、

証拠金不足で退場する投資家がほとんどであるという。

日計り商いはロスカットが命。

1銭トレードで10連勝しても、1回10銭の損失でパーだ。

利食いと損切りを同じ値幅に設定すると、

取引回数が増えるほど、勝率は50%に近づく。

しかし、何かの拍子に損切り出来ない時がある。

魔がさす時がある。

人生三つの坂は有名だが、相場にも当てはまる。

上り坂と下り坂、そして“魔”坂。

NY金二月、三月と安値切り上がり。

1,620㌦へのチャレンジ。

1,650㌦を超えれば、売り方魔坂の峠越え。

東京金も、5000円台を回復しよう。

円安フォローがあれば高値更新への道のりは近い。

国内金、白金がまた逆鞘になったが、

白金4,750円を維持できれば、逆鞘解消。

両市場5,000円回復は6,000 円台への突破口となろう。

国内商品は、円安についていけばよい。