証券ビュー

森羅万象

黙して語らず 2013年03月07日 (2013.03.07)

彼岸天井彼岸底と申します。

途中であれこれ考えて、せわしく動くと、大概ロクな事がありません。

ゆくさきに日輪うつり春の泥  泊雲。

昔の人は、雪解けのぬかるみや、春雨のぬかるみに風情をみつけた。

泥に、春をつけるだけで季語となる。

それだけ時間がゆっくり流れていたのか。

それとも、春の憂いを風流で消化しようとしていたのか。

恐らく後者であろう。生活の知恵である。

さて、ドル円相場が動かなくなってきた。

おかげで、国内商品も、閑な相場になりました。

東京金相場は、4570円前後で団子状態。

一度下に落とさぬ限り上には行くまい。

一波動、250円ほどあろうか。4650円を下に切ってくれば、下げは早い。

上に行くためにも、下に落とす。

これが、人気の集っている銘柄の自然の姿。

地球上、全ての仕組みは「陰と陽」で成り立っている。

森羅万象、相対と循環。勿論全ての相場が、その中にある。

相場は人の気、天の気が折重なって動く。

ここで下がった金は、またとない買い場をつくろう。

もともと、金は強気であるが、二月高値から時間をかけすぎた。

ならば、もう一段落としたところを狙い撃ち。

ドル円相場も、一度、下に落としてからの方が弾みがつく。

93円を下に切れば、92円前後といったところか。

全ての商品は、水星逆行が終了する18日以降、

お彼岸の前後に買いに行けばよい。

それまでは、黙ってみておく