証券ビュー

森羅万象

魔の時間帯に注意 2013年03月01日 (2013.03.01)

悪いのは、水星のせいにしたらよい。

相場は騰げるために下げただけ。あわてたのは人間だけ。

濃やかに弥生の雲の流れけり   漱石。

さて、三月である。

イングランド地方では、獅子のようにやって来て、

子羊のように去っていくのが三月なのだそうだ。

何かと、心理が揺れ動く時期です。

強気と弱気が日替わりでコロコロ代わります。

今泣いた烏が、もう笑っている。

やれ、欧州不安再燃だ、アメリカの財政危機だと騒いでも、

次の日には何も無かったように株が上げ、ドル円が上昇。

目下、水星逆行期間中で、株式も、為替も、商品も、

相場全てが大荒れしている。

この乱高下も、来週には収まります。

トレンドは上昇であるから、下げたところを買っておけば良い。

下げたものは騰がる。これから、失地回復の時期です。

国内商品市場は、居心地の良いところまで押しが入った。

伝説の相場師ギャンの法則では、資金を十で割って、

一取引を、十分の一だけ使う。

無くなれば一旦辞め、うまく利が乗れば、更に十分の一上乗せ。

損失は、常に一割で押さえ、利益は、二倍を狙う。

これも、一つの相場の張り方である。

相場の張り方は、投資家の数ほどあると言う。

自分にあった手法を堅持し、資金管理を厳格に行えば、

大きく遣られることはあるまい。

ただ、心理が揺らいでいるときは、魔が差しやすい

心理は、天体現象の影響を受ける。この時期はよくよくご注意を。