ダメなら投げるだけ 2013年02月22日 (2013.02.26)
何でもないことで崩れ去る。ヒヤッとする相場が続く。
だが相場は、騰げるために下がるものだ。
春動く山門不幸風の中 ミネ子。
風が強い。空気が乾燥している。
東京、神田須田町にある、老舗の蕎麦屋が焼けた。
あのあたりは、空襲の時も全焼を免れた昔の建物が多い。
まつや、いせ源、ぼたん、竹むら。
みんな大正から昭和初期の建物で、今も営業している。
件の店も、大正時代の建物であったという。
焼夷弾にも耐えた建物が、
何でもない日に焼ける。無常といふこと。
さて、商品相場が急落しましたが、何かあったのですか。
もう、この年になると、日々洪水のように流れる情報にはついていけません。
罫線だけが頼りですね。
白金も、ゴムも、金も、いい押しが入っています。
相場は、騰げるために下げ、下げるために騰げる。その繰り返し。
NY金は丁度いいところにきたようだ。
1500㌦は割れない。1600㌦を上抜けてくれば、
もう上げ賛成の機運が盛り上がってこよう。
年に一度、あるかないかの買い場と見る。
白金の5000円前後も買い場とみるが、
なかなか急落が入ると買えないものである。
買ってダメなら、ぶん投げれば良い。
安くなれば、また買えば良い―と、
言うは易く行うは難し。爺さんの独り言。
要は、資金管理が重要。
現引けする覚悟のある大金持ちしか、今の金は買えまい。
さて、相場はまだ終わっていないが、ヒヤッとする処。
これを乗り越えれば、春爛漫。
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