証券ビュー

森羅万象

節分天井 節分底 2013年01月25日 (2013.01.25)

来年の事を言うと鬼が笑うというが、その鬼は、来月豆をまかれて追われる。もう、そんな時期か。

寒の夜に酔うた男の胴間声  喜久恵

山田風太郎が「あと千回の晩飯」という随筆を書いている。

自分は、あと何回食事をするのだろう。

どんなに酒好きでも、一生分の酒量など、たかが知れている。

もう一生分呑んでしまった。

胴間声など、生易しい。下駄を枕に、道の真ん中で寝た事がある。

さて国内商品は、円高で下げ道中入り。

NY金はというと、史上最高値に程遠い。

もう一度下げて、1,600ドル当たりが居心地良い水準。

下げがあれば、買っておいてもよいところ。

東京金も、開所来高値をつけたが5,000円には届かず。

今の円高は調整か。押し目を狙いたい。

87円台があればドルも金も買っておく。

ドルはいずれ100円に向う。

上げすぎた相場の調整は、節分まで続こう。

節分天井、節分底

不思議と、暦の節目が相場の転換点になることが多い。

節分とは、季節の分かれ目。元々は立春、立夏、立秋、立冬の前日をさしていた

節分に巻き寿司を食べる風習は、福を巻き込むという由来がある。

縁を切らないという意味も込められているが、最近はストーカー紛いの事件も多い。

この人とは縁を切りたいという人も多くなったようだ。

恋と哀れは種一つ」と、近松は書いた。

当節、そんな台詞が出る前に警察沙汰となる。

https://www.toushinippou.co.jp/products/detail.php?product_id=27