証券ビュー

森羅万象

節目節目の時節かな 2013年01月18日 (2013.01.18)

昨日が土用。明日は上弦。あさっては大寒である。

何かと、節目どころの多い時間帯といえよう。

大寒の星の栄華を誰も見ず 光子

五日から来月三日、立春の前日までの一月を「寒」「寒の内」と呼ぶ

一年で、最も寒い時期。二十日は「大寒」で、字だけでも寒々しい。

寒の内は、雨が少なく、好天に恵まれることが多い。

外の空気は、乾ききっている。

こんな日の夜空はさぞかし美しかろう。

祇園や先斗町あたりで、小鍋立てを前に、

佳人と差しつ差されつ、艶な夜を過ごしたい。

そんな夢想をしながら、月曜までは布団を被って寝ていようか。

さて、相場の方は株も、国内商品も、

今は為替の影響が大きい。

円安で上げ、円高で下がる。至って単純。

為替は、円安が昨年十月から、三月またがり九十日を経過。

一つの節目どころである。

次第に高下の幅が広がっているが、これも一つの天井サイン。

上陰を残したり、下影を残す、たくり線になったりと右往左往。

投資家心理は、微妙に変化しつつある。

欧米ではウェッジとも言われているが、

ドル高値更新は三回目。

三度目の正直とはよく言ったものだ。

高値切上げ三発目は売り場

90円台あらば、ありがたくドルを売っておく。

その後ドスーンと落ちて、元の木阿弥。

商品も、株も、為替の動きを見ておれば良い。

ゴムは、戻しても三尊右肩で終わろう。

ガソリンは、75,000以上があれば、売っておけば良い。

もう、原油の時代でもなかろう。