月日は百代の過客というが 2012年12月21日 (2012.12.21)
なかなか来ない金(こん)曜日。
月曜日のときは長いと思ったが、一週間もアッという間だ。
冬至の日しみじみ親し膝に来る 風生。
今日は冬至。この日の太陽は最も南に傾き、
正午の太陽の高度は一年中で最も低い。
一年のうちで一番昼が短く、夜の長い日。
一月に「おめでとう」といっていたのも、
今思えばついこの間。
「新年はどうやってすごそうか」というのは、毎回の悩みである。
カレンダーを持って、営業マンが年末の挨拶回り。
昔と比べて来る人が減った気がする。
「この一年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします」と言われる。
別段、特別なことはしていないが、来年もよろしくと返事する。
挨拶回りが済めば、年の瀬の仕事も目処がついてくる。
騒がしい師走の街中も、落ち着きを見せてくる。
冬ざれやうらぶれ都電ひた走り(春一)。
為替市場では、円安が進む。
いつの間にか八四円を超え、年初来高値をつけたようだ。
この相場も、九月のドル安値から三月またがり六十日。
もういい頃だ。
小回り三月(みつき)、大回り三年。一つの小回りを終え、一カ月調整。
急な下げがくる頃合。
大局は大回り三年の円安。目先円高。
そのように見ておけば良い。
NY金は、年末1,650㌦近辺といっていた。
そこでひと休みして、また上がる。
米国の財政の崖もいずれは解決しよう。相場は時間である。
来年は東京金が円安で史上最高値を付けよう。これも時間である。
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