趁火打劫 兵法三十六計の第五計
:「火に趁(つけこ)んで劫(おしこみ)を打(はたら)く」
敵の被害が大きいときに勢いに就いて利益を取るという計略で、
敵の国内に害があればその土地を奪い、国外に害(外患)があればその民を奪い、
内外に害があれば国ごと奪え、と言う「火事場泥棒」に近いものです。
謀って「火事」を自作自演で引き起こすことも含まれます。
農業部門における中国の最高学府である中国農業大学までもが
「実験を終えた豚や牛、牛乳を、密かに業者に売り渡していた」という事実が
1月3日に判決が出された刑事事件で明らかになり中国で今注目を集めている。
業者はそれらを素知らぬ顔で市場へ持って行き、市場では他の豚や牛、牛乳と
一緒に売られていたに違いないと疑われているからだ。
これと同じことが、新型コロナウイルスの発生源と言われる湖北省武漢の
華南海鮮市場でも行われていたのではないか――
そんな疑念が、中国のインターネットやSNS上で飛び交っている。
だが中国にはまだバイオ科学研究の基本的なノウハウは無い。
生物兵器を研究するよりも維持管理が精一杯。
工作員としてアメやロシアに送り込んでいる奴やシンパを作り上げて
現地で撒いて貰ったり研究過程の情報を引き抜く作業をメインにやるのが現状。
中国人医学研修生・鄭蔵城(ゼン・ザオソン)の荷物から怪しい生体サンプル21個が
発見されFBI(米連邦捜査局)が即時拘束するという事件が昨年12月初旬に
ボストンのローガン国際空港で起きた例もある。
最近では、武漢の施設に病原体を送っていたため夫がコロナウイルス研究専門の夫婦は
カナダのレベル4感染症施設から外されたという暴露ツィートもある。
ただウイルス兵器から漏れてきたかはさておきウイルス兵器に即転用できるのは事実。
兵器としてのウイルスは毒性強すぎて宿主直ぐ殺してもダメ。
弱くて感染力低ければもっとダメ。
今回の武漢型は潜伏期間や強度感染力などバランスの取れた特上モノと言える。
経済に対する攻撃という戦争活動も有る。中国はかつてカンボジアに地雷を埋めた。
それは足を吹き飛ばして障碍者を増やし、敵国の経済活動を破壊する目的だった 。
戦闘不能だけど直ぐ死な無い方が、敵の足手まといになるから
兵器としては致死率が低い方が正解。
そう云えば毛沢東は人数が多くて広い国土の中ソなら勝てるから核戦争やろうと言って、
自国民大量消耗前提の人海戦術に当時の東側の指導者はドン引きだったそうだ。
また逮捕入牢という人質外交も頻発する中国共産党の赤壁統治方法をみるに
新型ウイルス蔓延での窮地から各国民の健康への脅威と経済停滞を狙えると認識して
自国民で増殖させながら治療法を模索するサンプルを集める一方で
諸外国に観光やビジネスでの交流を通じて拡散させる人海戦術との疑念すらある。
その交渉での回答がWHOからの発表というシグナル伝達なのかもしれない。
営利誘拐や脅迫での交渉で新聞広告や尋ね人欄が使われていたようなものだ。
荊州大失策
:曹魏、蜀漢、孫呉は荊州を奪い合い、魏晋南北朝時代には各勢力の係争地になる。
荊州(けいしゅう ジンヂョウ)は元々、孫呉(そんご)が狙っていた土地。
しかし赤壁の戦い(せきへきのたたかい)絡みのどさくさで
劉備(りゅうび)のものになってしまいます。
この時はまだ蜀はありませんでした。
孫権(そんけん)と言えば呉(ご)の王であり、
早世した兄の代わりに数々の武将たちと共に戦ってきた君主です。
最初こそ蜀(しょく)と同盟を結んでいたものの、樊城の戦い(はんじょうのたたかい)で
その同盟を打ち切り魏(ぎ)と合同で関羽(かんう)を打ち破ったことがきっかけで、
蜀は崩壊への道を辿っていきます。
しかしその後の呉の運命を見て「孫権(そんけん)の樊城の戦いは失策だった」
(関羽や劉備が色々勝手に行動したと言えど、
国の未来を考えていくなら耐えなければいけなかった。
樊城の戦いでの判断は最終的に蜀の滅亡に繋がっただけでなく、
呉も魏に合肥で何度も敗北するなど、呉の滅亡にも繋がってしまった。)と言われます。