「馬鹿」はあて字。梵語の moha =慕何(痴)、
または mahallaka =摩訶羅(無智)の転で、
僧侶が隠語として用いたことによるという。
「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」「桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿」
「桃を切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」 とも書く。
桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよく、
梅は枝を切らないとむだな枝がついてしまうので
切ったほうがよいとされることから。
また、桜の枝は切らずに折るほうがよく、
梅の枝は折らずに切るほうがよいことからともいわれるが、
桜は折ることもよくない。
桜見物の追及で国会を空転させて
開催運営費用という巨額の国費を浪費し続ける行為は
時宜に適う議論や施策の妨害工作という内憂であり
秋の実りのような努力の果実を破棄する愚策。
外交においては国力疲弊と国防無策という侵略誘因であり
外患誘致に等しいメッセージとして機能する。