証券ビュー

森羅万象

神輿担ぐか眺めるか 2013年05月13日 (2013.05.13)

神田祭出雲の大祭葵祭と、五月は何かと祭りが多い。

浮かれた挙句、あとの祭りにならぬように。

目に青葉 山ほととぎす 初鰹  素堂

初鰹の季節である。

時同じくして、

通好みの居酒屋には、指折りの新酒が出回り始める。

古来、日本酒は、一年を通して燗で呑むのが常識。

冷酒を楽しむ歴史は、意外に浅い。

程よく油の乗った鰹を肴に、

大吟醸を涼しげな硝子の杯でやる楽しみを

江戸の人は知らない。

さて、高値奪取が難しいと見ていたドル円相場

100円を突破。

ペナント上放れだが、十日は金環日食。

これを反転日と考えれば、これはダマシの上伸。

行き過ぎ。行っても101円台で止まると見ている。

ペナント上放れの相場が、

反転して元に戻 ってくると、

弾みを付けた分、今度は下値へのエネルギーを貯める。
次に98円台を取ってくると、ガタっと崩れるのだが、

如何せん当方、曲がり屋であるだけに、

相場も、なかなか言う事を聞いてくれない。

いや、聞いてくれると思っている方が

間違いなのであった。反省。

一方、東京ゴムは底を打った相場だけに、

為替に関係なく上方向。

さらに円安という支援材料が加味された。

300円前後までは早かろう。

その後、軽く押しを入れて、また上伸すれば買い方のペース。

ゴムは買いから入る相場。

NY金は、まだ保合いで、

上放れか、下放れか判断が付かない。

1440㌦を下に切ってくれば、

1300㌦台が見えてきそうだが、そこでは買い場探し。

東京金は、円安分が嵩上げされたが、4800円までか。