4つのメッセージ(下) 紫玉庵 2月14日 (2013.02.14)
日本文化の本質を知らず命を冒涜
地球規模で人類の物語を描く
その3)
日本がとんでもない放射能汚染状態であるのは、
地球の科学者の間では常識です。
それを中国を使って隠したがっているのが、
日本の原発マフィアです。
まもなく3年目になりますが、
現状がどれだけひどいかは、
元々ありえないのですが、
これを、やんわりと、教えるために、
柔道の体罰に加え、12日は
オリンピック委員会が言い出しました。
原発マフィアと組んで
東京都の地上げで儲けたい石原親子の犠牲に、
レスリングの選手はなってしまったのです。
だいたい、東京都は、
「オリンピック招致神社」なんかを
勝手にでっち上げましたが、
そもそも、ご祭神もきめないで、
ただ、ご利益にあやかろうとしていたのが間違いです。
石原慎太郎もJOCの竹田会長も猪瀬知事も、
全く日本の文化の本質を知らなかったということです。
本当に神の冒涜でした。
すくなくとも、クーベルタン男爵ぐらい、
祭ればよかったのですが、
もしそんなことしたら、天国の男爵は
「健康を無視し、金儲けを最優先する人間が
主導するイベントに自分が使われた」
といって逆に烈火のごとく怒ったかも知れない。
その4)
北朝鮮は、1990年以降、冷戦後の世界で、
日本にとっての「狂犬国家」に
仕立てられてきました。
これはソ連がなくなったので、
東アジアに新たな脅威を造らないと、
アメリカのプレゼンスと、
日本の防衛族の居場所が
なくなってしまうからでした。
これが北朝鮮が国際政治に出てきた理由でした。
一方、北による拉致は、1971年の
ニクソン・ショック後に始まりました。
日本が表面上は、
過剰に国際ユダヤ勢力に加担してしまうので、
それにバランスをとる意味で、
アラブとのパイプを持ち続ける意味で、
連合赤軍をパレスチナに派遣したり、
さらに、北朝鮮への支援を水面下で開始したのです。
そのときに、強引な拉致の手段も使われてしまった。
当時、この北の拉致が実際に行われるのを
知っていながら、それを見逃していたのが、
当時の日本政府、警察、司法でした。
これに怒って抗議したのが、三島由紀夫でした。
今、不幸な時代が、
ようやく終わろうとしています。
私たち日本人は、
地球規模での人類の物語を
書く主体にならないといけません。
それが、式年遷宮の年の意味だと、
私は考えます。