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紫玉庵

イスラエルのこと        紫玉庵   2月11日 (2013.02.11)

未来をしめすのは日本

今後はハードよりソフト

キッシンジャーからは、

昨年「あと10年もすればすれば、

イスラエルはなくなる」といわれていますが、

今、国家の存在を直接、脅かしているのはイランです。

そのイランの各施設を

とにかく爆破したくてしょうがないのがイスラエル。

そのために、レーダーに引っかからないステルス性能をもつ、

アメリカの最新戦闘機F38の配備を望んでいます。

一方、アメリカはこれを売りたくてしょうがないが、

ここで、一つ問題が出来てきた。

そこでは武器の輸出三原則をもつ日本の部品が

F38に使われていること。

「三原則」に抵触するとは、

つまり、日本の同意(国会?内閣?)がないと、

アメリカは、この戦闘機を

イスラエルに売ることができないと。

本来のアメリカなら、こんなことに、

いちいち日本の確認を求めなかったと思うのですが、

「311」の件で、

申し訳ないと思っているからなのかどうか、

今、アメリカは、この問題を

日本の「政治」に委ねています。

つまり、「中東の安定、

すなわち、最終決着に日本が関わるのですよ」と。

これは、王族会議の意志でもあるのでしょう。

今のイスラエルは

戦後の1948年にできた人造国家です。

では、一方のイランは、

実はこの国は、ササン朝ペルシャ崩壊後の

イスラム支配の中でも、

バビロンの捕囚後の

ユダ族の血を引き継いだものたちがいます。

では、私たち日本は、どうなのか。

私の研究成果では、

もちろん、もっとも正統なヘブライ人、

そして、ユダ族が入り込んだのが

日本列島です。

そうしてできた国が

大宝律令成立時の日本国です。

ただし、明治維新後の

「万世一系」と「皇民化」での

世界展開に失敗した日本の奥の院が、

今、再度、世界の改変を

目指しているのかもしれない、

と私に感じられてしょうがない。

しかし、ここで、奥の院のジイサマたちや、

スイスにいるサンカの大元さまに、

どうしても話しておきたいことがあります。

本欄をみているかどうか分からないけど。

6000年前に、日本列島で

ヒスイを持ち合った縄文ヌナカワの感性、

イノチのヒビキを常に感じあう日常生活を

絶対に忘れないで。

シュメールから始まった文明は、

肉体の機能を補うだけのもの。

そこには、この世にいきるときの

「快適さ」があっても、

人間として生きている「幸福」と、

人間に生まれてきた「意味」の実感はない。

マネーは単なる媒介であり、

道具であるから、これを使って、

この現実世界に、何を実現するか。

イノチ(の連続性)を壊し、

ウソとマヤカシだけの現実では、

何の意味もない。

貴方たち自身も

ご先祖様から叱られることになりますよ。

人間としての創造的な活動が営まれず、

この地球の現実空間では、

魂を揺さぶる色とりどりの感動なんか、

全然、増えていかない。

この地上が、

アメリカ映画のドタバタだけでいいのなら、

70億人がいるこの地球上で、

どんどん人間の生死を弄ぶがいい。

しかし、貴方たち自身が、

幾重ものイノチの色鮮やかな華が

咲き誇った現実を、

この地球上に創りたいのなら、

常に、各国の権力者、

そして巨大な資産を持つものに

厳しく当たれ。

さらに、弱者を甘えさせたり、

ごね得を許すのではなく、

地域ごとの相互扶助の機能を

国家とは離れて生み出すことを促し、

自然と一体化した「文化感動」を

形にすることに限りなく支援してほしい。

パチンコやネットゲームなんて、

自然と離れるばかり最低の遊戯だ。

地球全体の芸術化。

その手本をしめすのは、まず、日本でしよう。

工業化が得意な日本企業は、

あくまでも、道具ツクリにすぎない。

大切なのは、その道具の中で

行きかうソフト。

そこに常に、

リアルな生身の人間の「感動」が溢れ返ること。

このときに、マネーに媚びたマヤカシは、

あってはならないこと。

今の日本の大手メディアの姿勢は

間違っている。

芸術は、

いつも生きている意味の表現と一体のもの。

マネーだって

人類が作り出した道具に過ぎないのだから、

上手に使うべし。

ジイ様たちも生身の人間。

当然、分かっているはずでしょう。

屍と環境汚染だけの地球なんて魅力ないしね。

まあ、日本の場合、不比等直系の近衛家も、

邸宅を杉並区に提供したわけだけど、

器のハードよりも、今度は、ソフトを考えましょう。