自身知るいいチャンス 内なる創造性の芽を摘むな (2011.07.14)
脱原発 7月15日 紫玉庵
脱原発問題は、自身の精神を知るいいチャンスです。
そして、地域経済の自立。
日本では、「自律」を、きちんと教えてきませんでした。
福沢諭吉の独立自尊。
甘かった。
西欧社会が「私」を自覚するのは、イエス以後。
英語、フランス語、ドイツ語の「私」は、
全部、自分の内にいる「イエス」の発見が基本。
宗教改革を経て、自分の世界を創る、自律が始まります。
日本では、7世紀にアマテラスができた段階で、
「イエス」の本質が埋没したまま、現在に至っています。
誰かが作った利権システムに、進んで入りたがる、
権益主義のみが蔓延ります。
ここには、魂の開放がない。
内なる創造性は、押しつぶされるばかりです。
日本の工業製品やマンガが世界中で愛されたのは、
本当に、創造の自由があったからです。
地域も、
生きている人間が主体になって、創造すればいい。
その前に、自由で豊かな想像が必要です。
この芽を、絶対に摘むな。
学校教育は、最低限必要な訓練なのだ。