面倒なマネー(下) 3月14日 紫玉庵 (2012.03.14)
生存第一の人間社会
経済人や企業家に託せない
数値化したマネーは、
自然界には全くなかった、大きな性質を帯びることになります。
数値で表される自分自身のその数値を
増やそうとする性質があるのです。
儲かるところに流れ、
儲からないところや
負担が増えるところには流れません。
人類社会の未来を、
経済人や企業家に託すことの危険性が、
ここにあります。
経済中心に語ることは、
条件の揃った発展の一面をいっているに過ぎません。
人間社会は、まず、生存が第一です。
行政、企業でもない、次元のことです。
次に、成長があります。
切磋琢磨の努力の先にあります。
企業の論理では、貧富の格差を生み続けます。
生存が脅かされる人間が出てしまうのは、おかしい。
今、社会保障が、完全に、破綻しているのです。
突破しないといけません。
「愛」の感情と、
「生存」に直結する新しい生き方を、
現実の社会生活の仕組みの中に、
ビルドアップしないといけません。
「弥勒菩薩」 が 待っています。
「私たちは、誰もが、神の心と繋がる一粒の葡萄。
それが房になったときに、神が現われる。」
これが、ミトラス教、すなわち、弥勒信仰の真髄です。