新しい国造りのモデル
今ガダルカナルから硫黄島
世界が大きく変わっています。
戦後の覇権国アメリカ、ヨーロッパのギリシャ危機が、
どうなったのか。
本来なら金融機関の巨大負債を消す大きな資金が
動いたはずですが、見えてきません。
世界の中央銀行に「元金(ゴールド)」を
供給した人たちは、経済を続けるために、
動いていることが伺えます。
富を生み出していないのに、
金融で各国経済を破壊し、
再建する振りして乗っ取るやり方は、
今後規制の対象になっているようです。
世界の中央銀行の通貨発行や、
流通を決めるルールは、
戦後スイスのBIS(国際決済銀行)で決められましたが、
今G8のみならず、G20となり、
新たな生産力を持っている、中国、ロシア、
インド、ブラジル、アセアン、
そして、中東産油国の意向が反映されます。
EUに加盟しながら、ユーロに入らなかったハンガリーも
重要な地位を占めています。
マネーはいま、人類全体の問題です。
2500年前から、マネーを含め、
監視してきたのが老子の末裔です。
今でも中国の山奥に直系の人物がいるようです。
ほとんど食事をとらず、
鳥や獣が運んでくる木の実や薬草を食べている、
と聞きました。
この人物が、
各国の中央銀行が抱えていた金塊と
それに基づくマネーをどう使うのか、
最大の発言権をもっているようです。
変換の時代にはいりました。
自分にとって「豊かさを得る」とは、
マネーがないと、できないのでしょうか。
政府は、これまでの延長線上でしか、
未来を考えません。
これは、政策立案が官僚である以上、
当然の結果です。本来でしたら、
公務員など、一旦、全部、解雇して、
全てを組みなおすくらいの強い意志と、
明快なビジョンを持つべきなのです。
今、完全に弊害が出ています。
もう、変えましょう。
しかし、どうするか、
そのモデル、雛型が必要ですね。
それには、6000年にわたる人類史と、
日本列島に生きた祖先たちの
位置づけの見直しまで視野に入れましょう。
中曽根が始めた原子力政策は、
311から1年たった今でも、
まだ続いています。
全国民の8割は原発に反対でしょう。
一部人間の金儲けのためのエネルギー政策は、
戦前日本の軍部の拡大に似ています。
今は「転進」といった、ガダルカナルから、
硫黄島のあたりでしょうか。
