国家財政と通貨 1月26日 紫玉庵 (2012.01.25)
元気に生き残ること
破綻前提に未来生み出す
中国は春節ですね。
18世紀末~19世紀前半、世界の中央銀行に
金塊を届けた「梅」と「李」の関係者は、
今週、鳩首会談をしているはずです。
一方、イルミナティ―たちは、
セオリーどおり危機演出を図り、
ホルムズ海峡封鎖を騒ぎ立てています。
国会が始まりましたが、
地震がくる、との予言もありましたね。
用心に越したことはありません。
首都機能が止まるような地震が、
近い将来くるのです。
備蓄も大事ですが、食の供給源と、
万一の避難先を確保しておいたほうがいい。
極端な高齢化社会では、
5%の消費税増税程度で、システムを調整しながら、
安心できる未来をつくれることはない。
国家の「破綻」を前提に、
政策をつくるもの以外、未来を生み出せません。
破綻させない、という思考からでは、
政策が限られ、既得権の優遇が先になっていくのです。
注意すべきことがあります。
国家財政と通貨のことです。
財政破綻は、日本の統治者が、
下手だったということです。
通貨は、円を使って生活する人間の生産力、富を
生み出す力を背景に存在します。
企業の活力や、民度、
社会の安定性や回復力の総和です。
通貨は、
未来を創りだそうとする、「汗」と「智慧」の
「積」です。
どんなに「汗」をかいても、
愚かな「知恵」では、成果が少ないのです。
ギリシャの人は、
「汗」があまりに少ないものでした。
同じ知恵でも、
盗んだり、騙し取ろうとする「悪チエ」は、
「マイナス」で、必ず請求書がきます。
これまでのシステムを棄てて考えることが必要です。
その上で何を生かすか。
規範は、自分達が作る。
智慧と汗を出し合えば、十分に対応が可能です。
国家の指導は必要ありません。
今は、元気に生き残ること。