8京円の資金 10月19日 紫玉庵 (2011.10.18)
戦後復興の時と同じ
今回も莫大な信用供与に
「8京円の金塊が日本に流れるかどうか」
金塊を基にした資金が、
8京円というなら分かります。
戦後の復興の時にも、今回と同じように、
巨額の金額が決まっています。
当時は、敗戦でボロボロ、
多くの産業を、急速に興す必要がありました。
まず、上場企業の経営責任者に
思い切って新製品を開発させ、
日本国内の銀行が支援する仕組みが必要でした。
しかし、きちんと開発できるか、
本当に売れるのか多くのリスクがありました。
そのとき、金融機関から
事業に関わる資金を
潤沢に借りることができるように、
経営者個人に、莫大な信用供与を設定しました。
これがM資金の本質です。
しかし、存在自体が、国家の秘密で、
動く金額があまりに大きいので、
詐欺師、ブローカーが日本中に溢れました。
その数、6万人。
今また、暗躍が始まったようです。
戦後60年間、
成功した部分も大きいですが、
間違いも多くありました。
反省を踏まえ「金塊資金」が使われるはずです。
同じ形で、資金は流れないでしょう。
いい現実を創れるかどうか、
人間の営みに対する深い洞察、
全てのいのちと感じあう潤いのある感受性が
不可欠です。
利権屋ばかりの自民党はもちろん、
賃金アップしか考えない労組に支えられた民主党に、
望むべくもありません。
小国ブータンの王様が、
世界中の手本になるでしょう。
国民が、
生きている今「幸福」と
感じられる国つくりをすすめています。
支配権を追うロックフェラーや、
拡大しか知らないトヨタでもない。
自分の花を咲かそうとする姿勢です。
人類最高度の、民生用科学技術を
手にしている日本に、未来がないと考えるのは、
自身の幸福のありかたを、
きちんと探っていないからです。
洗脳を受けすぎたのですね。
幸福は、
生きていることに喜びを感じること。
喜びとは、つながり。
何と繋がっているか、ここが全てです。
ブータン国王夫妻は、11月に来日予定。
心から歓迎したい。