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紫玉庵

危ない時   9月8日   紫玉庵 (2011.09.07)

原因はわれわれ自身

もう済んだと思いだした時

台風12号が日本を襲いました。

関西地方で大きな被害が出ています。

日本列島の霊脈であり、重要なところです。

若狭湾の小浜にある「鵜の瀬」から、

東大寺を抜け、串本まで水脈が流れ、

線上にニギハヤヒを祀る 玉置神社 があります。

今回の台風は異常に大きかったので、

首都圏は、忘れられているかのようです。

放射線 以外に、

巨大地震が発生する危惧は、何も変わっていません。

「もう、済んだ、

と思い始めたときが、危ない時」です。

経済成長よりも、

いのちを守ること。最優先するのが筋です。

これまで統治機能としての「国」は

ボロボロに破れていますが、

「山河」まで、壊れ出しているのです。

原因は、われわれ自身にあります。

過剰なマネー追求と、

手に負えない科学技術の塊りの原発に

入れあげた人間たち。

許せるはずはありません。

私たちは今、

石器時代の感性で、科学技術を、

どう使いこなすか、判断を迫られています。

古代出雲の時代。

勾玉 と 銅鉾 の時代です。

生かされていたのが、

瓊音 ヌナト でした。

常に、自然のいのちの声を聞く、

響きの中に、身をおいていること。

都会のシステムは、空しいものです。

自然の方から壊しにきているのです。