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紫玉庵

国家戦略会議   9月7日   紫玉庵 (2011.09.06)

感動が新たな富の淵源

諮問委員会など枠組みの限界

野田内閣。真正面から「現実」に

向き合ってくれるなら、応援したい。

菅内閣は、隠蔽ばかりでした。

早速、円高対策として、

製造業が海外に出ないように

国内立地の諸政策を実行するようですが、

肝心なのは、輸出主導の工業化では、

繁栄に導けないという事実です。

 

新たに、国家戦略担当相を決め、古川元久氏が就任です。

危惧するのは、諮問委員会などの枠組の限界です。

客観的に

国富の実情、使い方、制度を考えないといけません。

もちろん、企業人も官僚も、メンバーに必要です。

重要なことは、

今後、工業化の次の発展段階に入っている日本で、

新たな「富の淵源」となるのは、

魂に訴える、感動が主体であることです。

「感動のソフト」が、

どうやって生まれてくるのか、

わかっている人間を中心にしないと、

形骸化したものになります。