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企業レポート

後半追い風に ウッドF   2月25日 (2011.02.25)

4Q迎え需要期入り

用地取得と商品供給上振れも

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ウッドフレンズ(8886・JQ)は比較的しっかり。2Q連結累計減収減益だが、計画を上回る折り返し。1月6日通期下方修正したものの、増収増益を確保できる見通し。昨年11月から円安株高の風が吹き、3Q発表(前期4月8日)が楽しみだ。主力の住宅事業が前期連結573戸(57%増)に続き、2Q累計326戸受注と予想以上。地元(名古屋)に強い。後半追い風だけに、出遅れた用地取得と商品供給に上振れ余地。4Q需要期入りでピッチも上がるとみられる。08年9月リーマンショックを受けて事業資金の回収短縮、コスト削減が手がかり。都市開発・不動産再生事業もテンポが上がってきた。昨年7月21日述べたように、愛知県初のPFI事業者になり、07年稼働した森林公園ゴルフ場の運営に成功し脱皮。愁眉を開いた。2012年(30周年)にかけて事業確立期。10、11年調整運だけに来年やってくる上り坂にあやかりたいところだ。

11年5月期(連結)は、売上高298億1500万円(2%増)、営業利益14億9600万円(5%増)、経常利益12億1300万円(6%増)、純益6億400万円(48%増)に見直した。4000円増配し1万円配当の予定。22日23万9900円をつけ、昨年初来高値を更新し一服しているが、北アフリカ・中東を巡る反政府デモが下火になると反転。4Qから需要期入りで上振れも考えられるだけに買い下がり。連結1株当たり純資産26万4000円から見ても、大幅な水準訂正が見込まれる。

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