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企業レポート

盛り上がる Gパッカー 9月19日 (2012.09.18)

開発・大型案件が集中
最近ナイジェリアから引き合い

 

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ゼネラルパッカー(6267)は活況。盛り上がっている。前期受注高33億円(15%増)、同受注残16億円(15%増)。開発・大型案件が集中し消化に追われているためだ。高度なニーズに応える開発テーマが増加。前期の研究開発費1億6300万円(19%増)、今期2億円(23%増)の計画。従業員約140人(平均35歳)のモチベーションが上がってきた。タイ、台湾、マレーシア、カナダなど前期の海外機械受注22台。5億4300万円(22%増)の規模だが、最近ナイジェリアから引き合い。英「エコノミスト」で2050年に人口が米国を抜くといわれるアフリカの星。この間生産年齢人口が世界一になるとみられ、同社にとっても明るい材料。前回過去最高の開発案件、同展示会出展、Y・E・データ(6950)との資本業務提携など「スパン10年の初動こだま」と述べ、リーマン、震災、円高、タイ洪水などしのいだ昨年(創業50年)が節目とも述べた。今年、来年安定運だけに次の布石を打つところ。10月25日の総会で定款を変更し、社外重役(Y・E・データ社長)に責任限定契約。目下、ロボットを使った大型案件、モーションコントロールで出向を受け入れた。将来モーションコントロールを取り込み、広範囲な相乗効果が狙いのようだ。ちなみに、提携先のY・E・データ。受注がピークの半分以下になり苦戦。半導体や電子部品、液晶など親会社のモーションコントロール、ロボットの受注が計画を下回っているためだ。後半回復を見込んでいるが、通期トントンなら上々。今、来期正念場とみられる。
2013年7月期(非連結)は、売上高42億円(14%増)、営業利益1億7800万円(4.5倍)、経常利益1億8000万円(6.4倍)、純益1億500万円(15倍)の見通し。配当7円(中間3.5円)を据え置く予定。前半受注消化が先行し、後半受注確保が課題。新規案件をモノにする一方、既存顧客のフォローも不可欠。梅森社長(61)のもと、脱皮のさなかに置かれた。研究開発費の予算化に伴い、食品のほか医薬品、ペットフード、健康食品など受注拡大。次期の売上高44億円(06年7月期43億9400万円)とピーク更新の計画。大型より中小型案件の需要が堅調という。高額保守案件も5億円レベル。口に入るものが対象だけに定評がある。18日240円の気配で引けたが、前期から様相が一変した。

 

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