ものつくりをリード 岡谷鋼機 1月16日 (2025.01.15)
思い馳せる2025年
これから10年人口動態ボーナス期
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岡谷鋼機(7485)は連結最高。第3四半期ピーク更新。踊り場とみられる。名実とも前中期計画(連結売上高1兆円、純利益200億円、海外取引35%)クリア。GIC2025(グループ5ヵ年中期経営計画)を2年繰り上げ実現。年明け日鉄(5401)のUSスチール買収でブレーキがかかった。紆余曲折の末、11日米当局が6月まで日鉄の買収破棄期限を認める見込み。双方正念場だ。むしろ、ピンチがチャンスと考えられる。100年に一度といわれる自動車産業の転換期。日鉄が2050年「脱炭素」に向けて適正価格へ舵を切る一方、トヨタ(7203)もハイブリッドで世界一の生産台数を更新。ホンダ(7267)や日産自(7201)、三菱自(7211)も巻き込まれた。市場拡大が海外にかかっているためで、同社も世界23ヵ国グループ挙げて現地・現物・現人対応に拍車。CN(カーボンニュートラル)、DX(デジタルトランスフォーメーション)、EV(電動化)など中身の充実化にシフト。引き締まってきた。第3四半期連結累計1.0%増収、4.6%営業増益、5.4%経常増益、5.1%増益に顕著。慎重な見通しに変わりない。昨年、世界中選挙を通じて主要国の与党が後退。今年、これまでと違う1年。主役が全部入れ替わるという。返り咲いた米大統領が「ウクライナ停戦6ヵ月」に言及。地政学的リスクもついて回る。このため、見える化、簡素化、正確・スピード向上など待ったなし。前回述べたように、EVのモーターに使う電磁鋼板やハイテン材、水素製鉄、電炉切り換えなど巨額投資も不可欠。米国に日鉄をしのぐ後ろ盾がいないためだ。ホロスコープによると、願ってもないビジネスチャンス。これまで355年を数える歴史で1862年大阪に「福店」(ふくだな)、1872年東京に支店「益店」(ますだな)を開設した維新前後に相当する。当時名古屋で輸入鉄を始めるや事業多角化。川上から川下まで商社機能を拡充し、維新、敗戦、バブル崩壊を吸収し3度目のチャンス。相談役(前社長)が「失われた30年」をこなし、2021年3月トップ交代。以来、次世代の有力な人材がずらり揃った。これから10年、人口動態のボーナス期。凄い時代がやってくる。
2025年2月期(連結)は、売上高1兆1500億円(3.4%増)、営業利益310億円(4.4%減)、経常利益340億円(5.2%減)、純利益225億円(4.9%減)と従来通り。期末配当67.50円(中間135円)の予定。24年9月1日を効力発生日に1対2の株式分割。反映しない場合、期末配当135円。年間270円。設備投資150億円の計画。算命学によると、同社は2023~24年向かうところ敵なし。25年ピークの反動。26~27年取り戻すと出ている。岡谷社長(51)は舵取り役として本領発揮。正しくものを見る年という。G「グローバル」、I「イノベーション」、C「チャレンジ」2025年最後の年。世界水準の産業材商社を目指し本来のものつくりをリード。挑戦と変革、自由闊達な議論と対話、お互いを思いやる心と一致協力に思いを馳せている。