証券ビュー

企業レポート

コスト対応大詰め マルサンアイ 12月3日 (2024.12.02)

連結復調足場固める 
カナダの新会社に胸を撫で下ろす
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 マルサンアイ(2551)は連結復調。前期最高益を更新しコスト対応大詰め。次の足場を固めた。みそ事業黒字転換と豆乳等飲料の価格改定によるもので、2024年5月設立したカナダ(オンタリオ州)の新会社が目玉。約16億円投入し豆乳パウダーの製造販売を目指し2026年1月稼働予定。実現すると、数年後生まれ変わる見通し。第4次中期事業計画(2030年あるべき会社像)に事業・社会価値を盛り込み、2023年11月に公表した。同社の取引先でカナダを拠点に農業・同関連の窓口DJHII社が合弁先(同社90%)。豆乳パウダーの製造販売に新規参入する。近い将来「プロテンクライシス」(蛋白質危機)に備えるもので、従来カナダの非遺伝子組み換え大豆を輸入し信頼関係のある同社と連携。国内のほか北米や中東など視野に3年で売上高20億円規模が目安といわれる。一方、創業のルーツで数々のヒットを生んだみそ事業を10分の1に縮小。信州の子会社に生産委託し国産原料に特化した付加価値の高いブランドに切り替える方針。さらに、機能性表示食品アーモンドミルクや植物性ヨーグルト№1の豆乳グルトシリーズ拡販に意欲。前期十分必要経費を吸収できなかった経緯もありコスト対応大詰め。グループ挙げて改善に取り組んでいる。豆乳業界2位、みそ4位といわれながら、GoPW(2030年計画)を視野に舵を切ったのが現状。ホロスコープによると、2024~25年がターニングポイントに相当する。11月20日から冥王星が水瓶座に入り崩壊と再生が定着。20年続くという。米国が南北戦争なら日本は維新に相当し、事実上ウクライナやイスラエル停戦が焦点。どこかで流れが一変しそうだ。同社の運勢をみると、2026年から上昇運に備える上で前向き。ボジティブで挫けない。その実ぴったりで今期別人。大きな成功より小さな改善を積み上げている。堺社長(66)も興味深い。もっと学びみんなの役に立ちなさい。2026年後半から徐々にパワー回復。背中に羽が生えるという。
 2025年9月期(連結)は、売上高316億8000万円(4.5%減)、営業利益3億5600万円(68.9%減)、経常利益5億1900万円(53.3%減)、純利益3億4900万円(57.8%減)の見通し。配当期末30円(前期50円)の予定。設備投資16億0400万円(前期4億9400万円)、償却11億6300万円(同11億2100万円)の計画。あっという間の1年になりそうだ。1983年、2005年に続き第3次ブームといわれる豆乳。紆余曲折を経て豆乳パウダーの時代が視野に入った。2016年マルサンアイ鳥取オープンから8年。2026年カナダのパウダー工場が稼働すると佳境入り。品質、価格、生産性など鳥取をしのぐとみられ世界でも指折り。運勢をみると鳥取と同じ。舵取り役として本領発揮。四諦八正道。すべて移り変わる。正しくものを見る。周囲から信頼されるまとめ役。胸を撫で下ろした。

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