証券ビュー

プレステ-ジの眼

コロナ予防の本命 特定保健用食品   (2020.03.12)

ダイトウボウ(3202)のように抗菌毛布など繊維製品の製造・販売で物色される関連性の薄い低位株まで 
物色されると「大東紡が大暴騰」「大東紡は大逃亡」と揶揄されたように小型材料株の短期回転に狼煙。
短期間で広範囲に上がり過ぎは周知されているから急反落したもののミスターWHOがやっと認めて反発。
新型コロナウィルスが世界的なパンデミックとなれば第二波・第三波の暴騰がきてもおかしくないと
篩い落としの第一波を粘っていても好需給以外は篩い落とし第二波を浴びるババ抜き展開。
    
新型コロナウィルス関連銘柄は、インフルエンザ関連銘柄のマスク・マスク素材から始まって
衛生管理製品「クレベリン」の大幸薬品(4574)や消毒液(殺菌・滅菌)と嗽薬が物色第一波。
2002年発生のSARS(重症急性呼吸器症候群)や、2012年発生のMERS(中東呼吸器症候群)も
コロナウイルスの一種だからと防護服を筆頭に検査薬、検査機器、臨床検査、ワクチン、
治療薬に感染症対策機器、サーモグラフィ、クリーンルームと分野拡大したのが物色第二波。
    
物色第三波は業績と期待の乖離を確認してテーマ織り込み終了となる。
特需ネタなら「在宅勤務」のテレワーク関連ブイキューブ(V-CUBE 3861)や
臨時休校要請で「オンライン学習」関連のチエル(3933)が成長期待先行の例。
「中長期的な売り上げ増が期待される」地方競馬のネット投票システムを手がけて
公営事業利益が前年比13.6%増の70億円を見込む東京都競馬(9672)は12月決算でズレる。
    
特定の食品を摂取すれば効果あるとの発想のデマを流し続ければ物が売れて経済の回りも
良くなるといわんばかりの胡散臭い健康情報がマスコミでもネットでも氾濫して閉口する。
すでに納豆や乳酸菌の棚をみた仕手紛いでは腸内環境が良くなれば免疫力は上がると沸いている。
感染予防には紅茶キノコとまで言い出してサプリメントまで手を広げるとなるとパニック状態。
安心の根拠はプラシーボ効果頼みであって商品と銘柄に資金を注ぎ込んでいると言う他ない。
    
本命に参戦したければ『ACE2 コロナ』『ACE2ブロッカー 食材』『ACE2 阻害』で検索。
「ACE2阻害効果=血圧を下げる効果」で食材に醤油、胡麻、海苔とカゼインが見つかるはず。
血圧低下作用を有する特定保健用食品のリストにヒントがある。
ベータカロテン、ケセルチン、ルテオリンは赤ピーマン、ほうれん草
クロロゲン酸は紫人参、ごぼう、生姜 カゼインは牛乳と酸乳

いわゆる海藻類、味噌汁、大豆食品の豆腐、納豆、緑黄色野菜とヨーグルトである。