証券ビュー

アンコール伊勢町

26日米GDP発表が関門 決算大半織り込み発表売り (2013.04.24)

先物売りに反落。個別物色にとどまった。ドル98円、ユーロ128円台の円高。後日円安に振れ、ドル100円突破のエネルギーとみられ、債券、金先物にも波紋が広がる。26日発表される米1〜3月GDPが関門。年率3%が下馬評といわれ、再び金先物叩きの雰囲気。日本も4日の黒田節を境に債券バブルがピークアウト。綻びが出始めた。現在0.60%の10年債利回りをとやかくいうより、18日付サイドビュー森羅万象「神の見えざる手」が図星。国債を日銀が支配するため流動性を失い市場が衰退するという。商品先物市場で個人を締め出し、プロが同士討ちしたのと同じ。税金で飯を食っている連中にはわからない。GW前後をピークに決算発表が一巡すると手掛かり難。せいぜい政府の「成長戦略」が6月にかけてまとまる程度。すでに半年、1年後理想買いした市場にとって耐えられない。昨年11月の安値期日が5月に相当し尚更。相場は売り方が踏んだ後、買い方が投げると出来上がり。逆も真で循環している。目安がNY金先物1200ドル。22日1400ドルを回復した6月物に対し、アジアの個人投資家が現物買いに殺到したというが後の祭り。半端な戻りで気乗りしない。もう一度下に振り、本尊の仕込みなしに発車しない。ものによるが、今回の決算は大半織り込み済みで発表売り。NY金9、12月物を打診する上で■■■■■■(****) 、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)の動きを見守るところ。半年「アベノミクス」につき合い、メディアの「世論調査」に乗せられた相場。売るために上げ、買うために下げる場面がやってくる。北朝鮮のミサイル挑発、金先物急落、ボストン爆発事件などマッチポンプ。23日尖閣に中国公船8隻が領海侵犯したのも似たような感触。いずれも急所を外した緊張で相場を引き回している印象。若干早いが反動に備えるところだ。現在の自民党。官僚支配を前提とする翼賛会そのもの。橋本内閣の省庁再編が物語るように、戦後GHQの戦時体制解体も有名無実という。軍需省が通産省と経済企画庁に分割され、戦時中全業種団体を傘下にした中央統制会が経団連。日本生産性本部、全国銀行協会も名前を変えて復活した。戦時法令も残り金融関係無傷。1937年臨時資金調整法、40年の銀行等資金運用令、42年の日本銀行法も98年に改正されるまで効力があった。要するに、日本は今も戦時体制のまま。戦後復活し奇跡の経済成長を遂げ、異次元の黒田節でリーマン、大震災、超円高さえ乗り越えようとしている。
日経平均は23日38円安。1万3529円の引け。東証一部の出来高43億4800万株、売買代金2兆7100億円。6月物が10円安で寄り20円安の1万3540円引け。出来高、売買代金が物足りない。前日上方修正した■■■■■■■(****)が一時S高。提携先の■■■(****)も高く第2幕に入った。■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など上放れの最中。■■■■■■(****)が3月高値1579円を抜くと拍車がかかる。■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)順調。■■■■■(****)、■■■■(****)もここから大きい。■■■■(****)が247円の戻り高値。5月14日の決算発表が楽しみだ。■■■■■■■■(****) は同15日の予定。新規は■■■■(****)のみ。現在、日本経済が戦時システムで動いているとは一般に知られていない。(了凡)