期待もてる決算発表 負のバブル抜け出し修正余地も (2013.04.22)
前週末仕切り直し。NY安に拘らず持ち直した。G20財務相発言を受けて次第に円安。前日下げた反動もある。当面、森より木を見る展開。GW前後主力の決算発表が集中するためで全体小動き。北朝鮮のミサイル挑発、金先物急落、ボストンの爆発事件などドル、米国債延命が狙いとみられ、日本が7月交渉参加を決めたTPPもそうだ。4月第2週、外資の買い越し最高。個人の売り越しも最高という。金先物の場合、ゴールドマンが3月末に1200ドル説を流し、4月12日メリルが客注で60億ドル分売り急落。その後ヘッジファンド、投資銀が追随し計150億ドル分に膨らんだ。地金換算400トン分に相当する。金は先物が現物の価格。レバレッジ10、20倍といわれる投機取引で、本尊が手仕舞っても1400ドルにまとまった売り物。追い証がかかり手負いのままだ。30年続いた債券金融の限界、QE3後の不安から売り叩いた模様。BRICsがすべて産金国のため苦肉の策。暴落に買い向かえといわれる所以である。一方、ボストンの事件。爆発前からゴール近くに警察犬が置かれ、屋根に警備員がいたとの証言。「訓練です。心配ありません」のアナウンスが流れていたという。18日FBIが容疑者2人を画像公開したが、当初伝えられたサウジアラビア人を修正したもの。従来目をつけた人物にテロを持ちかける囮捜査が多いだけに、マッチポンプ失敗とも受け取れる。ゴールドマンは2014年にかけて金相場の見通しを引き下げた。すでに12年連続上昇。米国の景気回復に伴い金相場サイクルの転換が加速しているという。これも説明になっていない。日本は現在、リーマンショックで拍車がかかった負のバブルから抜け出したところ。日経平均1万3000円がリーマン直前の水準。ほぼトントンになった。しかし、当時円ドル110円。1年前120円で回っていたことも事実。直近99円台に戻したものの依然円高。ゆうに10、20%以上修正余地を残している。昨年11月から円安株高となり、2月の貿易赤字7775億円(8ヵ月連続赤字)というが、円安進行と連動して半年、1年後改善。製造業の適地適産、国内生産回復が次第に顕著となる見込み。5月8日、■■■(****)の決算発表が典型になりそうだ。生産移管のタイムラグ解消とともに増益幅が拡大する見通し。■■■■(****)と同様8000円相場まで読める。同日発表する■■■■(****)にも跳ね返り青天井。金先物は気懸かりだが、大回り3年が目安である。
日経平均は19日96円高。1万3316円の引け。東証一部の出来高35億8500万株、売買代金2兆5500億円。やはり物足りない。6月物が80円高で寄り100円高の1万3370円引け。GW明けも揉み合いとみられ、決算発表が手掛かり。依然シビアで期待をもてる。しばしば述べる■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)に見どころ。■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など上放れたまま。決算発表後、6月にかけて政府の成長戦略支援発表で利食い千人力。出遅れは■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)といった印象。安定しているが、ライバルと大差がついてモチベーションに欠ける。■■■■■(****)、■■■■(****)は不動産の感覚。半年、1年後楽しみだ。■■■■(****)、■■■■■■■■(****)も決算発表で目鼻がつく。■■■■(****)が割安。時価総額720億円。■■■■■■■ (****)で9兆円ある。(了凡)
前週末仕切り直し。NY安に拘らず待ち直した。G20財務相発言を受けて次第に円安。前日下げた反動もある。当面、森より木を見る展開。GW前後主力の決算発表が集中するためで全体小動き。北朝鮮のミサイル挑発、金先物急落、ボストンの爆発事件などドル、米国債延命が狙いとみられ、日本が7月交渉参加を決めたTPPもそうだ。金先物の場合、ゴールドマンが3月末に1200ドル説を流し、4月12日メリルが●●で60億ドル分売り急落。その後ヘッジファンド、投資銀が追随し計150億ドル分に膨らんだ。地金換算400トン分に相当する。金は先物が現物の価格。レバレッジ10、20倍といわれる投機取引で、本尊が手仕舞っても1400ドルにまとまった売り物。追い証がかかり手負いのままだ。30年続いた債券金融の限界、QE3後の不安から売り叩いた模様。BRICsがすべて産金国のため苦肉の策。暴落に買い向かえといわれる所以である。一方、ボストンの事件。爆発前からゴール近くに警察犬が置かれ、屋根に警備員がいたとの証言。「訓練です。心配ありません」のアナウンスが流れていたという。18日FBIが容疑者2人を画像公開したが、当初伝えられたサウジアラビア人を修正したもの。従来目をつけた人物にテロを持ちかける囮捜査が多いだけに、マッチポンプ失敗とも受け取れる。ゴールドマンは2014年にかけて金相場の見通しを引き下げた。すでに12年連続上昇。米国の景気回復に伴い金相場サイクルの転換が加速しているという。これも説明になってない。日本は現在、リーマンショックで拍車がかかった負のバブルから抜け出したところ。日経平均1万3000円がリーマン直前の水準。トントンになった。しかし、当時円ドル110円。1年前120円で回っていたことも事実。直近98円台後半に戻したものの依然円高。ゆうに10、20%以上修正余地を残している。昨年11月から円安株高となり、2月の貿易赤字7775億円(8ヵ月連続)というが、円安進行と連動して半年、1年後改善。製造業の適地敵産、国内生産回復が次第に顕著となる見込み。5月8日、トヨタ(7203)の決算発表が典型になりそうだ。生産移管のタイムラグ解消とともに増益幅が拡大する見通し。武田薬品(4502)と同様8000円相場まで読める。同日発表する富士重工(7270)にも跳ね返り青天井。ゴールまでつき合ってほしい。
日経平均は19日96円高。1万3316円の引け。東証一部の出来高35億8500万株、売買代金2兆5500億円。やはり物足りない。6月物が80円高で寄り100円高の1万3370円引け。GW明けも揉み合いとみられ、決算発表が手掛かり。非常にシビアで期待をもてる。しばしば述べるアイカ(4206)、MARUWA(5344)、日東工業(6651)に見どころ。OTS(4564)、塩野義(4507)、扶桑(4538)、大塚HD(4578)、医学生物(4577)など上放れたまま。決算発表後、6月にかけて政府の成長戦略支援が第2幕と考えられる。出遅れはサッポロ(2501)、三菱マ(5711)といった印象。安定しているが、ライバルと大差がついてモチベーションに欠ける。帝国ホ(9708)、藤田観(9722)は不動産の感覚。半年、1年後楽しみだ。三信建(1984)、デコラ(7950)も決算発表で目鼻がつく。日銀(8301)が安い。時価総額720億円。三菱UFJ(8306)で9兆円ある。(了凡)