幕府、官軍にも備えよ いくら売っても上がる仕組み (2013.04.16)
SQ明けの15日反落。主力中心に売られた。先物安によるもので、ドル98円、ユーロ128円に振れる円高。米財務省が日本に対し通貨切り下げを牽制したのが主因という。しかし、厄介ものの■■■■(****)が続伸し7億2800万株の大商いで出来高トップ。 ■■■■(****)も昨年12月の戻り高値を抜き2億7400万株で2位。2社で全体の23%を占める人気ぶり。東京五輪招致を手掛かりに持ち上げた大手不動産や電鉄と同様に因縁玉をほぐす動き。予想を下回った中国のGDP(1~3月7.7%増)に対し、まともに受け止める向きもある。何が起きようと決して諦めないこと。金や原油先物安からうかがえるように、現在国際商品と通貨が両建てになっているためで、維新に際し幕府、官軍にも備えるもの。金の延べ棒が比重で並びのタングステンに化け、ドル、ユーロに円もリフレで倍、3倍に水膨れ。15日述べたように、政府と権力者が市場を乗っ取った。彼らは既得権を守るため大手メディアをプロパガンダに売り買い煽っているとみられ、14日付日経一面トップの「景気動き出す歯車」9段抜きも一例。15日の日経平均6月物を見ると、160円安で寄り引け同値の1万3340円。外資系は買うために売ったといえなくない。12日「圏外に置かれた金先物」について触れたが、16日以降■■■■■■(****)、■■■■■■(****)を叩くようなら本物。前者の場合、円高修正で2月に1678円まで上げ、4月に反動安から半値戻しただけに見送り。黄金分割で1040円が下値の目安になる。批判の多いTPPに次ぎ、北朝鮮のミサイル挑発も米国の戦争屋と国際金融資本のプログラムといわれ消化難。北朝鮮の一般国民が戦闘に備えていないし、日本と北朝鮮の政府関係者がモンゴルで秘密協議。金正恩暗殺説も伝えられ混沌としている。4日、日銀が量的・質的緩和を発表し円安株高に拍車。あたかも「アベノミクス」で買い安心気分が浸透しただけに裏目が出た。15日からええじゃないか相場。電力が化けて出たのを口火に意表を突く展開。GW前後、決算発表を通じて新年度大幅増益を織り込むところだ。以前述べたように、消費税引き上げが4~6月のGDPを前提としており押しの倍返し。6月に政府が成長戦略をまとめるため、5月買いパニックと述べた。昨年11月安値の期日に相当するもの。利食い千人力である。
日経平均は209円安。1万3275円の引け。東証一部の出来高42億3000万株、売買代金3兆円。市場は興ざめ、踏んだり蹴ったりという。持ち駒で■■■■(****)、■■■■■■■■(****) が高い程度。5月14、15日の決算発表で納得できる。新規で■■■■(****)を入手。5月15日の発表に向けて水準訂正が見込まれる。バルチック海運指数が反転し、4月30日発表の■■■■(****)も気になる。■■(****)は未定だが、■■■■(****)は26日の発表を区切りに利食い。枠をあけるか現金を枕もとに置いてみるといい。■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)■(****)、■■■■(****)など第2幕を巡るふるい。■■■■(****)は4~6月が焦点。メガバンク3行をしのぐ迫力が見どころ。市場はTPP,戦争ごっこなど騙されたのを承知で動いている。いくら売って上がる仕組みだ。(了凡)