ひとまず材料出尽くし これから半年ポジション調整 (2013.04.08)
4日再びゴーサイン。5日利食いをこなし第2幕が上がった。もっぱら日銀の金融政策によるもので、結局FRB、ECBに追随。今後2年でインフレ2%を実現するため、質量ともに総動員という。5日の日経平均を見ると陰線。大半の銘柄が往って来い。ひとまず材料出尽くしとみられ、5日の米雇用統計下振れも追認された前週末に■■■■■■(****)と■■■■■■(****)が売られ、■■(****)と■■■■(****)が買われるなど明暗を分けたことも事実。6日、ドル97円、ユーロ126円台の円安。ソロスがクロダに警告を発したという。日銀の政策はアベノミクスの一環で米国仕込み。学説や経験則で論争しても何ら意味がない。ゴールドマンやモルガンが首相や財務相、日銀新総裁の声明に呼応し株、債券、為替を演出。昨年11月から口裏を合わせ芝居が続いている模様。日本が新政権になって米国債を50兆円引き受け、見返りに円安株高を要請したのが裏事情。来年4月の消費税引き上げが先に決まり4〜6月、7〜9月も首ったけ。円安にして株、債券をありったけ持ち上げる意向だが、秋口にも反動がくる見込み。受け売りだが、現政権ができる前に自民党が決めていたという。2月22日の「日米首脳会議」から具体化。秘密取引といわれ、TPP、尖閣も絡んでいるため「本物」のようだ。米大統領は会議後浮かぬ顔をしていたという。日本側の要請を殆ど受け入れ、厳しい態度を取らなかった。50兆円あれば9月まで回るが、10月以降ケセラセラ。欧州の決算が6月でキプロス再燃も伝えられるだけに5月利食い千人力。銀行や証券会社の口座もそこそこに、半年現金を手許に置いてみるとわかる。2日述べたように、4月1日から日本でもプレ「預金封鎖」。10万円超振り込む際、本人確認のほか職業、取引の目的を確認する手続きが必要になった。万一に備え、いささかでも備えがあった方がいい。預金封鎖はコスト高で今の日本に馴染まないが、欧米が津波となれば当局の規制もうるさくなる。日本のATM引き出し制限が1日10万円に対し、ハワイ銀行800ドル、米本土1000ドルという。今後北朝鮮、韓国、中国と1度や2度衝突がありそうだし、来春から消費税でやられる。これから半年ポジション調整が不可欠になった。
日経平均は5日199円高。1万2833円の引け。一時1万3225円(591円高)まであった。東証一部の出来高64億円4900万株で最高。売買代金4兆8600億円。10日ほど冷やした方がいい。新規で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)など伝えられるが突っ込み待ち。規制解除の■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など決算発表まで見守りたい。■■■■(****)が8万3000円を戻り高値に一服。新総裁の政策を反映している。3月20日就任から小回り3ヵ月で実力がわかる。■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)も同様に潮時。顧客は記録的な大商いに拘らず冷静という。この分なら12日SQをこなし、26日の日銀政策決定会合にかけて高値更新も考えられる。■■■■(****)、■■■■■■■■(****) よし。5月14、15日の決算発表が決め手になる。(了凡)