証券ビュー

アンコール伊勢町

10銭刻みに忽ち不機嫌 20年デフレの末3年インフレ (2013.04.01)

年度替わりを迎え小康状態。債券、株、為替も揉み合い。3月29日、日経一面トップがすべて代弁していた。いわく、株価10銭刻み。来年100銘柄前後。2015年本格導入という。日本取引所グループによるもので、延命を図る国際金融資本のお触れ。彼らのルールで日本をしばるのが狙いとみられる。日経は電通と並び彼らの息がかかったプロパガンダ。忽ち不機嫌になった。しかし批判しても始まらず、中国の常套句「政策に対策あり」で矛を納めることにした。日本はアベノミクスを上手に使うと生き返る。前号で述べたように、実質公的債務350兆円。名目GDPの74%にとどまる。日経平均が昨年11月から3月にかけて40%上がったのに対し、やれバブル、それ財政破綻リスク、挙げ句にハイパーインフレなど小賢しい。被災地をはじめ、企業、家計、国や自治体も復活を目指し立ち上がったわけで、再三引き合いに出す大回り3年のうち4ヵ月余り。何も彼もこれからだ。昨年11月半ばまでNYダウがリーマンショック後の安値から倍になったのにひきかえ、当時日経平均の戻りわずか1割。それも震源地が米国だけに煮えくり返る思い。原発、円ドル、笹子トンネルなど40年周期の反転と考えられ、相場というより天の計らい。伊勢の式年遷宮も40年の半分に相当し黄金分割によるもの。アベノミクスは米国仕込みだが、さも現政権と日銀新体制がもたらすように練られ、今のところ満点に近い出来。米国の運転資金に不可欠といわれるためで、現在東証一部の平均PBR1.3倍が世界平均1.9倍になると、3月25日述べた日経平均2万円の水準。4ヵ月で時価総額が100兆円増加したように、大回り3年で500兆円も夢でないといわれる。国際金融資本の窓口がゴールドマンやモルガン、バークレイズだけに住宅、南欧に次ぐ日本バブルと受け止めたが、政府と日銀がインフレ2%を実現するまで強気。行き過ぎたらブレーキを踏み軌道修正。20年デフレの末、3年インフレになっても至るところに制御装置がついている。頼りにされ、期待にこたえるとお互い感動も大きい。ここまでくると、■■■(****)が信頼のあかし。3月29日下方修正を発表したが、もともと★★★102を手掛かりに■■■■(****)と引っ張り始めたもの。現在治験III相で先頭を走る■■■■(****)の★★★-◆01、★★★-10◆が最短距離。■■■(****)や■■■■(****)も追随する見通し。
日経平均は29日61円高。1万2397円の引け。東証一部の出来高25億9500万株、売買代金1兆8200億円と小振り。世界的な聖金曜日の祝日とあって休場が多い。6月物も10円高で寄り20円高の1万2420円引け。精彩を欠いた。■■■■(****)が6万4000円で引け、4月前半急反発が見込まれる。4日の新総裁声明が手掛かり。9日に3月6、7日分議事要旨発表、26日にも政策決定会合があり切り返す公算が大きい。新規に■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)を入手した。焦らずにタイミング待ち。黄金分割で計算すると、■■■■■(****)2060円、■■■(****)で1560円が目安。圧倒的な追加緩和と消費税引き上げを控え今年、来年記録的な好決算が見込まれる。燃料電池関連では■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)をマーク。突っ込みを拾うと1、2年で居どころが一変する。(了凡)