アベノミクスを叩くな 相場が向きを変えた円安株高 (2013.03.26)
週明け買い戻し。後場一段高になった。キプロスの破綻が回避され円安に振れたのが主因。ドル94円、ユーロ123円台後半の水準。前週末の日経平均297円安に対し戻りが鈍い。26日が権利つき最終日で落ち分101円といわれ、27日埋めるかどうか注目される。24日、日経が1〜3月東証一部の売買代金7割増、世界シェア7年ぶり1割と持ち上げたばかり。主要企業経営者7割が答えた国内景気の拡大につながるもの。円安のほか株高により景気も回り始め好循環。個人消費が牽引しているという。4月3、4日に日銀政策決定会合が開かれ、踏み込んだ追加緩和で円ドル100円が射程圏に入ればよし。新年度増益幅拡大が見込まれ、決算発表を先取りする動き。再び嵩上げも考えられる。難癖つけてアベノミクスを叩くな。批判しても始まらない。押して駄目なら引くところ。小回り3ヵ月で日経平均1万2000円の現在、大回り3年なら2万円と述べた。円安株高と「シェールガス革命」がもたらすもので日本と米国に順風。欧州、ロシア、中国、韓国など逆風。日本がインフレ2%を制御できれば三方よし。一口でいうと、昨年2月インフレ1%を狼煙に同11月2%に改め相場が向きを変えた。日柄、値幅ともに黄金分割によるもの。伊勢の遷宮を踏まえ20、40、60年周期の円ドル然り。今後20年、米の座(よねのくら)から金の座(かねのくら)に向かうという。折りから新総裁を迎え、■■■■(****)を奨める所以。受け売りだが、国債の発行額年150〜160兆円。このうち1、2割日銀が引き受けても財政規律に影響を及ぼすことなし。30兆円程度余地があるという。引き受けに買いオペでバランスシートが膨らめば、半年か1年後1ドル100まで円安が進む模様。ちなみに、日銀は2011年度12兆円、12年度17兆円引き受けた。何故日銀にこだわるかといえば、アベノミクスの目玉になっているため。3本の矢というが、財投と成長戦略お粗末。族議員の駆け引きと官僚の絵空事に尽きる。民主党の強い経済、強い財政、強い社会保障の空虚だったこと。金融緩和によって雇用や所得、出生率が改善すれば、民間レベルで合理的な成長戦略が出てくるはずだ。つまり、新総裁によるインフレ2%実現で十分。2年でモノにする意向だが、大回り3年の範疇にある。
日経平均は25日207円高。1万2546円の引け。東証一部の出来高26億9600万株、売買代金1兆9900億円。6月物が130円高で寄り190円高の1万2510円引け。物足りないが前週末と同水準。不動産と金融が四股を踏んでいた。このため、■■■■■(****)、■■■■(****)のほか、新年度■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)を追加。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)も大幅な水準訂正が見込まれる。本命は■■■(****)。25日切り返し、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)にもエール。■■■■■■■(****)が第2ラウンドに入りそうだ。新規に■■■■■■(****)、■■■(****)を入手した。TPPやシェールガスがまともなネタといえないだけに、正々堂々進むのが本筋。地元で■■■(****)と■■■■(****)が来期様変わりになりそうだ。(了凡)