買いパニックの前兆 昨年11月から「連結対象」の日本 (2013.03.18)
彼岸天井のコース。一服して切り返した節分と似ている。おそらく、20日前後ピークアウトして彼岸底。5月にかけて買いパニックの前兆がうかがえる。事実上、NYダウと日経平均がリード。世界の株価指数を集計するFTSEが新たに日本株を組み入れる模様で前週末ほぼ全面高。これまでの経験則で乗り切れないという。日経平均が20年以上下げて大底を打ち、為替も40、60年にわたった円高修正。1年や2年で天井を打つはずがない。淡々とつき合うに限るという。15日参院で日銀正副総裁人事案が可決され、ドル96円、ユーロ125円の円高。引け間際REIT(不動産投信)指数が50ポイント跳ね日経平均と連動。昨年来高値を更新した。同日、甘利経済財政相が3月の月例経済報告で下げ止まった2月に対し「持ち直した」と3ヵ月連続上方修正。今のところ文句なしだ。唯一、協定素案を7月まで閲覧できないといわれるTPPが例外。安保に対し地位協定を定め、関税自主権を取り上げる一方、治外法権を強制するもの。素案の内容を知らないのに自民党が15日交渉参加に踏み切ったのは裏取引があるという。考えられるのが財政の崖と円安株高の関係。米国は暫定予算合意、債務上限引き上げに成功しても雇用の改善に限度があり、中東、アフガン、極東でも米軍縮小が避けられない見通し。国防予算のカットがこたえる模様で、日本側は基地縮小やTPPの破綻も視野というが定かでない。米軍のイラン敵視政策が後退するとイスラエルも困る。昨年キッシンジャーが10年もたないと述べ、北朝鮮ならぬ韓国が消滅。米国も旧ソ連崩壊とそっくりの事態といわれる。しかし、米国にとって昨年11月から日本が「連結対象」となり、TPPも「日本を取り戻すため」といわれ、延命に欠かせなくなった。戦後GHQの占領をほうふつするもので、今夏日本で封切り予定の「終戦のエンペラー」がハリウッドのプロパガンダ。5月クライマックスとしても、7月参院選にかけてパートII。相場が映画につながるもので興味深い。しかも、主役に抜擢されたのが■■■■(****)。15日8万5000円で引け上々の出来。20日前後に正副総裁歓迎相場が予想され、1、2度S高も考えられる。巷間、リフレを巡り賛否激論。本音をいえば、円安株高が予想される大回り3年の間に各自が次の対応を考えることだ。誰一人知らない時代が対象。日本が見本、手本でもある。主人公は自分という設定になる。
日経平均は15日179円高。1万2560円の高値引け。東証一部の出来高38億8600万株、売買代金2兆9400億円と急増。6月物が40円高で寄り210円高の1万2490円引け。駆け込みもあるようだ。■■■(****)が29万8800円を高値に一服。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)も目を離せない。■■■■■(****)がすんなり4桁に乗せた。■■■■■■■(****)は反落。初動がわかっただけに5月にかけて第2幕。大幅な水準訂正が見込まれる。15日入手したシェールガス関連を紹介する。■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)■■■(****)、■■■■(****)など。初物だけに幸運を祈る。15日述べた■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)もお宝もの。5月にかけて化ける。15日NYダウ反落に拘らず正々堂々進むところだ。(了凡)