日本で第3のバブル CFRやNATOの維持困難に (2013.02.28)
NY高に拘らず続落。バイオ関連を除き見送られた。欧州安、円高が足かせ。主力が行きつ戻りつ立ち往生。高値整理にほかならない。イタリアの金融不安を蒸し返しているが、事実上外資のポジション調整。3月相場に備えるもので、前日引けに1万2000円のコールを持ち上げ手返し。来週のSQに備えている。旧聞だが、27日入手した情報によると、1月25日公明党代表が中国首脳と話したのは尖閣領有を巡り対立したフリを続けること。翌26日米高官が北朝鮮を訪問し、ならず者容認を伝えた。28日オランダ女王退位は、CFRやNATOの維持が困難になり、周囲から文句をいわれないためという。同日自民党元幹事長と村山元首相など日中友好協会が訪中。中国元外相と話し合ったのはアジア共同体をつくること。2月3日のケリー国務長官と岸田外相の電話会談。同長官が3月1日歳出削減措置を控えお金を貸してほしい旨の申し出があった。さらに、原発の件。発電はメインでなく核燃料製造装置が本音。米国はスリーマイル島から30年原発をつくっていないため、日米共同で核開発することを決め、GMやウエスチングハウスなど日本の子会社にした。おまけが1月16日の首相アセアン訪問。金魂を欧米に渡さずアジアの基金として使う旨話し合ったそうだ。一方、マッキンリー・グローバル・インスティチュートの調査によれば、ギリシャのユーロ撤退に伴う影響がリーマン倒産時の損害の8倍になるという。そのギリシャ。国際的な救済を受ける条件になった国有財産の売却を加速するため、観光資源の目玉といわれるエーゲ海の島々を売りに出すか、リースするかまできた。2020年までに国有財産で60兆円調達する約束だが、現在売却できたのが2160億円。デフォルトは発表のタイミング待ちという。そもそもゴールドマンがギリシャのユーロ入りに加担して同国債を買いまくり、CDSをかませた挙げ句EUに虚偽の財務データを提出。傘下のヘッジファンドが空売りを仕掛け、食い物にしたことが明らかになっている。25日、ゴールドマンの日本拠点(約1200人)がコスト削減のため、六本木ヒルズ43〜48階の貸借物件を2フロア明け渡す旨伝えられた。モルガンは日本拠点を恵比寿から大手町に移すという。ネオコンや国際金融資本、ゴールドを握る欧州王家グループも既得権確保に必死。住宅、南欧に次ぐ第3のバブルを日本でつくりモノにするという。
日経平均は27日144円安。1万1253円の引け。東証一部の出来高31億1900万株、売買代金1兆8400億円。3月物が10円高の1万1420円で寄り150円安の1万1200円引け。SQにかけて再び腰を振りそうだ。■■■(****)が意趣返し。1月28日の高値21万8500円目前。昨年2月末、権威筋の門前払いで3日連続ストップ安。この反動と27日の日経トップが支援材料。ミクロで30万円前後が目安になる。■■■■■■■(****)が商いを伴って続伸。ポスト・ゲノム、創薬を巡るもので、18日述べた治療用抗体数本が導出され、大手医薬品メーカーの創薬誕生に貢献する運び。野村の買いが本物なら止まらなくなる。■■■■■■■(****)も創薬案件多数。ジャンプしそうな足取りだ。新規は特になし。■■■■(****)は見込み以上。一株当たり純資産448円。補正13兆円も支援材料になる。■■■■■■■■(****) の売り物が切れてきた。(了凡)