初動完成し高値整理 G20で米国の日本支援目立つ (2013.02.20)
安寄りの後小戻し揉み合い。小反落した。前日買い戻し一巡、NY休場も一理あるが、初動が完成し高値整理。「彼岸底」のコースとみられる。6日の日経平均416円高。大引け1万1463円が初動のピーク。出来高46億株、売買代金2兆8100億円も遜色なし。7日51億株及ばず反落。三寒四温、寒の戻り、春一番と述べた通り。18日首相の外債購入発言に対し、19日財務相が否定し円高に振れる始末。ドル93円、ユーロ124円のレンジで小競り合いになった。出来高、売買代金の増加が反転のシグナル。枝振りを眺めるところだ。米国が「日本を取り戻す」相場といわれ負けるが勝ち。回りまわって勝ちゲームに持ち込めるはずだ。何より世界一の個人金融資産1513兆円(2012年末)がある。海外では18~19世紀から「天皇の金塊」が語り草といわれ、FRBが無期限、ECBも無制限といわれる特融を実施。もはや、日本抜きに世界の資金が回らなくなったのが主因。昨年11月14日から円安株高スタート。米国仕込みの「アベノミクス」が解散、総選挙を待たずに本格化。初動3ヵ月で50兆円捻り出した模様。ソロスの稼ぎ1000億円という。5日白川日銀総裁(63)辞任表明、11日ローマ法王(85)同、12日北朝鮮核実験など繋がっている。19日入手した情報によると。次期ローマ法王の候補に日本人が浮上しているそうだ。これまで世界を回してきた本尊が日本を懐柔。国内に資金を回して経済梃入れ。プレゼンスを高め世界に貢献。さらに癌治療を持ち掛けるなど様変わり。円安株高がラストリゾートになっている。半年、一年後国内が明るくなるのは確実で、輸入インフレと消費税引き上げが相殺要因。日本版「財政の崖」といわれる。このため、22日の日米首脳会談も従来と一線を画したもので呉越同舟。徐々に立場が逆転しそうだ。円安批判が後退したG20で米国の日本支援が目立ったという。TPPは農業と健保が懸案だが、課題山積だけにおいそれといかない。18日首相が「農業を成長産業に」と発言し、■■■■(****)が急伸したが、調べてみると昨年12月11~13日に紹介。当時220円だった。■■■(****)も900円に過ぎず、週末、来週明けにも市場がTPPの結論を出す見込み。心配無用である。
日経平均は35円安。1万1372円の引け。東証一部の出来高26億8700万株、売買代金1兆6800億円と落ち込んだ。前日の買い戻しで主力が出来上がり薄商い。3月物が60円安で寄り40円安の1万1370円引け。ピリッとしない。新規に■■(****)、■■■(****)を入手した。14日から二の矢を放った■■■■■(****)が反転。19日出来高を伴って規制解除を催促。売り方が動転しそうだ。■■■(****)をはじめ■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など昨年2月の意趣返し。月末まで一歩も引かない。面白いのが■■■■(****)。19日高値引け。出来高もこなし一本立ち。3、5月に300円の声がかかりそうだ。市域の8割液状化に見舞われた浦安市の選定によると、■■(****)、 ■■■■(****)、■■■■(****)や竹中など9社の一角。復興本格化、空港拡張工事など来期以降大型受注が見込まれ、5円配当に戻すとみられる。■■■■■■■■(****)も水準訂正。ケミカルアンカー大量受注が見込まれる。(了凡)