証券ビュー

アンコール伊勢町

小回り天井大回り上昇 アベノミクス、リスク賛否両論 (2013.02.15)

売り買い交錯。伸び悩んだ。一方的な円安にブレーキ。小回り3ヵ月の高値整理。行き過ぎただけに初押しも予想以上。波乱含みになってきた。13、14日追加緩和を見送った日銀政策決定会合で岩田一政前副総裁(66)の1ドル90〜100円発言が余計なお世話。昨年10〜12月期GDP速報値0.1%減も追認材料。14日ブルームバーグが伝えた「四季報新春号在庫切れ」が拍車をかけた。昨年12月のセミナー応募が8割増という野村や、2月の問い合わせが昨年11月と比べ5割増という大和証券グループのコールセンターも売りネタに近い。挙げ句、日経が首相の経済3団体向け賃上げ要請によいしょ。アベノミクス、リスクを巡り国内外で賛否両論。バブル再燃のトラウマが邪魔をしている。今の相場を弁証法で説明すると、量的変化が限界に達すると質的変化を引き起こすという。小回り小天井を打ちもがいているものの、大回りは底を打って上昇中というわけだ。相場は高くなればなるほど強気が増える。このため、高きを買い安きを売る道理が息を吹き返した。玄人が売り素人が買う相場。24年ぶりバブル相場が火蓋を切った。40、60年にわたった円高が終わり自律反発。日足、週足より月足、年足を見るとわかるが上げ始めたばかり。休むも相場に違いないが、14日述べた■■■■■(****)の166円がはまった。規制解除で利食い。相場はうら若く溜めをつくれという。一口でいえば、デフレ20年の反動高。誰が何といおうと、昨年11月からインフレに転換。下げ過ぎの反動が上げ過ぎになって跳ね返る。「森羅万象」が面白い。円安ヘッジで東京金を買うもよし。円が120円になるまで持続も可。NY金が2000ドルなら、120円で計算して東京金7700円を超える。白金が追いつきガソリン10万円と歯切れがいい。ところが、三寒四温でも寒い。身体も財布も春が遠い。14日「反動が予想され安倍政権退陣も」と述べたが、万一暴落しても買うのが定石。■■■(****)が07年の上場来高値8350円を抜いてくる。■■■■(****)もスケール雄大。06年の3620円を突破すると成層圏入り。中国からアセアン、インド、中東、アフリカを商圏とする相場が予想される。12日述べた土地と株の値上がりが正体。CPIが2%になっても止まらない。倉庫や物置が引っ張り凧。■■■■(****)2590円、■■■■(****)も1660円が目安になる。
日経平均は55円高。1万1307円の引け。東証一部の出来高36億6300万株、売買代金2兆1300億円と小休止。回転が利かなくなった。3月物が10円高で寄り70円高の1万1330円引け。野村の仕組み債売買が乱高下につながったという。■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)堅調。■■■■■■■(****)がタフになった。14日に日経がiPSを1面トップ、難病治療を準トップで伝え、■■■(****)と■■■■■■(****)、■■■■(****)、さらに■■■■■(****)も二重丸。輸出にバイオ、財投関連の循環物色。国債から株に向けて資金シフト急ピッチ。米国仕込みの円安株高だけにしつこい。生損保も起死回生。■■■■(****)が16万8800円まで戻すと様変わり。■■■■■■(****)の水準訂正も見ものだ。しかし、7月の参院選で民主党が大敗すると憲法改正、治安維持法などやり過ぎ。クールに進むところだ。(了凡)