証券ビュー

アンコール伊勢町

今回も途中まで瓜二つ 岩戸景気以来の12週連続陽線 (2013.02.04)

2月も高い。円安株高のプログラム通りだ。2日ドル92円、ユーロ126円の円安が手掛かり。前月末、引け間際に買われた輸出関連がリード。後場、指数先物も追随している。3ヵ月足らずで時価総額70兆円増加。高過ぎた円と安過ぎた株が水準訂正。なお途上とみられる。購買力平価がドル95円から105円前後といわれ、輸入物価に跳ね返るためだ。年度末95円前後と述べたばかり。あと3円に迫った。しかし、実体経済が悪い。ものによると、1〜3月マイナス成長という。円安株高の影響も半年後と考えられ、7月の参院選前がピークになりかねない。そもそもインフレ1%に手を焼く日銀が、政府と共同声明を出して2%を実現できると考えにくい。新政権は98年7月から00年4月大盤振る舞いした小渕政権に似ているという。消費税を3%から5%に引き上げ信用不安で失脚した橋本政権の混乱を収拾。1年後好転するや再び財政再建の声に圧倒され挫折した。今回も途中まで瓜二つ。どこで軌道を外れるか気が気でない。このため、毎日先物の寄り引けを見て感触を確かめている。軽いといわれる安倍首相(58)。昔から毎週金曜の夕方予定を入れずに講師を招き勉強会を続けているそうだ。マクロ経済をはじめ大所高所から様々な政策提言。デフレ脱却が第一歩になった。現在、■■(****)■■■■(****)が500円相場。■■■■■■(****)と■■■■■■(****)もじわり大台替え。54年ぶり12週連続陽線というが、出来上がるどころかインフレの入口。デフレの出口からでてきた矢先だ。恐怖のシナリオに染まることなく、めいめいがインフレ対策を待ち冷静に駒を進めるに限る。インフレを実感するまでタイムラグがあり、揺り戻しも予想されるが、円高株安になれば買い下がり。デフレ24年の常識がひっくり返る。円安株高が輸出、個人消費、設備投資を促し、景気回復、雇用・賃金増、出生率改善をもたらすためだ。調整一巡から再び円安株高。日経平均1万5000円まで視野に入ったが、2015年以降2万円相場も伝えられる。民間の債務を肩代わりした政府がインフレに政策転換。円安で外資準備が増える一方、景気回復に伴い財政赤字も減る。税収が予想以上なら消費税引き上げなし。日本の復活を物語るものだ。問題は政府、メディア、専門家など信頼低下。震災後急落した。従来正しいものがそうでなくなった。原発やTPPにとどまらず国際社会でも同じことが起きているという。
日経平均は1日52円高。1万1191円の引け。東証一部の出来高36億円9000万株、売買代金2兆3200億円。3月物が50円安で寄り60円高の1万1170円引け。1万1500円のコールが人気という。12週連続陽線は1958年の岩戸景気以来。初動とはそうしたものだ。■■■(****)も例にもれず。昨年2月の意趣返し。■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など治験II、III相につけ、海外でも国内以上に治験が進み有望。■■■■■■■(****)も魅力的な経過にある。1日入手した■■■■(****)、■■■(****)も検討余地。鋼材底入れ、ビッグデータ開設が手掛かり。■■■■(****)は久々に出番。好決算が見込まれるためだ。2011〜12年にかけて政府の信頼51から25%、メディア48から36%に落ち込み、自ら判断する時代に入ったという。(了凡)