第2ラウンドに備えよ 円安株高に米国の利害も一致 (2013.01.24)
22日、一旦出来上がり。23日も売られた。政府と日銀の共同声明によるもので「額面」通り。市場は小出しと受け止めている。円が買い戻されドル88円、ユーロ117円に迫る水準。急ピッチで上げた割に押しが浅い。首相の言動は軽いものの取り巻き、官僚、背後に米国の利害も一致するためだ。半分以上先物先導。外資の手綱にかかっている。緊急避難で持ち上げただけに7月の参院選までノンストップ。解散、総選挙、自民圧勝のプログラム通りいかないと欧米に資金が回らない。昨年11月14日から日経平均が2300円(26%)一本調子に上昇。僅か500円の押しにとどまり、時価総額50兆円増加。首相訪米の手土産ができたようだ。米大統領が2期目に際し、主要ポストに共和党からヘーゲル国防長官、ブレナンCIA長官、ケリー国務長官を起用。ロックフェラーの代理人といわれたヒラリーが去り、ネオコン・国際金融資本が後退した。22日NYダウが5年ぶりに高値をつけ、リーマンショック後の高値を更新したが、日経平均も年度末、7月の参院選にかけて戻り高値を更新。1万2000円、1万5000円を目指す展開。23日急落したように、消極的に進むと思わぬ御利益がある。■■■■■■(****)の場合、16日1株当たり231円に対し21日国内外6億3250万株の売り出しを決定。昨年8月資本再構築に向けて配当性向40%を打ち出した。旧日債銀、不動産銀、朝鮮銀などイメージが悪く、18日現在信用倍率0.51と圧倒的な売り長。共同声明のインフレターゲット2%、リフレ(通貨再膨張)を勘案して割安。2Q連結累計1株当たり純資産291円。来年から上昇運と出ている。手詰まりの中、■■■■(****)や■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)などバイオ関連が一渡り買われ存在感。従来のジェネリックや低分子医薬品と一線を画したバイオ新薬に引き合い。モノにすると値嵩と述べたが、かつて森乳やゼリア新薬の丸山ワクチン、林原や持田製薬のインターフェロンなど比較にならないレベル。どんなに高価でも買い手が予想以上。■■■■(****)は昨年3月「SDネクスト」(資本金5000万円)を立ち上げスペシャリティ・ドラッグに一歩踏み出した。iPS細胞の実用化も創薬と再生医療が欠かせない。■■■■■■(****)や■■■■■■(****)のように調整場面で拾うに限る。
日経平均は222円安。1万0486円安値引け。東証一部の出来高33億7800万株、売買代金1兆7600億円と足踏み。3月物が140円安で寄り230円安の1万0470円安値引け。1万円のプットが人気という。■■■■■(****)がアンカーと述べたように調整場面。米「財政の崖」も2ヵ月先送りし3月1日から正念場。篩に掛けながら節分、彼岸、売り方の期日を踏まえ参院選。いつの間にか1万2000円、1万5000円レベルの大相場と鉢合わせになりそうだ。再び円安が見込まれるためで、1月30日発表される貿易統計速報、確報(昨年12月分)が新たな手掛かり。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)。■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など再び買い下がり。■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など当確。円安株高第2ラウンドに備えよ。(了凡)