自民圧勝のシナリオ 総選挙後マヤの予言外れる (2012.12.14)
もち合い放れ。結果を見越し軒並み高い。ドル83円台、ユーロで109円台になった円安が主因。輸出関連中心に一段高。商いも伴っている。序盤、終盤も自民過半数を伝える大手メディアの世論調査によるもの。11日述べたように組織票といわれ、膨れ上がった自民票を討ち死に寸前の民主に回し、舞台裏で調整に入った模様。自民圧勝のシナリオといわれ、選挙区と比例区4、5割見込まれる浮動票が鍵。投票率が上がると14~16日ひっくり返る。このため、北朝鮮のミサイル発射や尼崎大量殺人事件の主犯自殺などしつこくめくらまし。投票率を落とし組織票を極大にする作戦という。09年政権交代の時、民主は直前まで自民にリードを許し間際で圧倒。大差で逆転している。現段階で選挙後予想されるのが民自公に維新を加えた超タカ派による大政翼賛会。今回特別で昭和の二の舞といわれるだけに来週明け見ものだ。仮説にしても、自民が政権を取れば国防軍創設、原発再稼働、TPP参加。日銀に大量の国債購入を促し、借金で景気を持ち上げ消費税引き上げをこなす。円安が進めば燃料費が高騰し原発再稼働の追い風になるという。安倍総裁(58)は、オバマ大統領(51)と戦ったロムニー(65)と似ている。今回、自民が圧勝すると最悪。民主と組めば参院のねじれ解消。過半数割れでも連立によりどんどん法案が通る。日銀総裁の人事権にも関与。米国にとって願ったり叶ったりだ。ちなみに、大手メディアの世論調査。投票基準の最初に景気、雇用が登場して社会保障と続き、原発と答えたのが1割以下だったという。政権を取っても再編なしに旧態依然。来年7月の参院選で再びフルイにかかる。そもそも、一般には、野田政権が何故解散したかわからない。負けるとわかっているし同志討ち死に、自分も総辞職に追い込まれた。11月28日述べたように、ジェラルド・カーティス(72)が知恵をつけたといわれ、オスプレイ配備あたりから米国の圧力が露骨になった印象。背後でネオコン・国際金融資本が22日(日本時間)のフォトンベルトにこだわり、日本の総選挙をモノにしようと焦っている様子。うまくいく筈がない。というのも、メキシコのマヤでは同日人類が滅亡する旨の予言を知らないという。マヤの予言を煽る勢力にとって致命的。ローマクラブの「成長の限界」と同じ。世紀末のノストラダムス然り。相場は意外なほど堅調だが、総選挙後も手を抜かず22日無事に乗り切るところだ。
日経平均は161円高。9742円の引け。4月の水準に戻した。出来高27億6900万株、売買代金1兆4800億円と比較的大商い。12月物が105円高で寄り180円高の9760円で引けた。2013年3月物は170円高の9740円。1月物コールが全面高という。■■■■■(****)の三尊形成が気になるが、■■■■(****)が大幅な株不足となり仕手化。■■■■■■■■■■■■(****) や■■■■■(****)を刺激しそうだ。■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****) 、■■■■■■(****)が水準訂正。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)然り。■■■■(****)もバルチック海運指数反転を見越し高い。大筋14日手返しとみられるが、来週明け殺される。(了凡)