小泉・竹中二の舞寸前 奥の院が救世主に日本未来の党 (2012.11.30)
一転円安に振れ反発。持ち直した。午前中の自民党総裁講演でインフレターゲット2%に対し、再びアンリミテッドな金融緩和をする旨伝えられ、正午前に日銀の審議委員がデフレ脱却、成長復帰を巡り強い意思表示(10月の政策決定会合)を伝えたのも手掛かり。主力中心に買い戻しが入り、小すくいの往来相場とみられる。「アンリミテッド」な言い回しが気になった。27日述べた■■■■■(****)、■■■■(****)が第2幕。■■■■(****)も引けに締まった。28日さらに10~40%値下げを発表した■■■■■(****)や、電力事業を統合し火力世界3位の新会社を目指す■■■■(****)と■■■■(****)も高い。しかし、12月3日から16日の投開票まで猛烈な選挙戦。瀕死の民主党が昔の自民党に鞘寄せし呉越同舟。自民党総裁が保守的な外交にこだわり、中国との対立懸念が高まっていることは米国にとって最大の国益。お莫迦さんたち、どっぷりはまっている。有権者がどの政党も信頼していない上、大手メディアが囲い込むような大本営報道を流していることも事実。政治の劣化に歯止めがかからない。日本は応仁の乱(1467~77年)から信長が天下統一を目指したその後100年に甚だしく国力が低下したといわれ、今様なら失われた20年に相当する。選挙と政権争いに明け暮れ、国家や国民をないがしろにした挙げ句、尖閣・竹島をけしかけられ米国の罠にひっかかった。26日まで目も当てられない状態だったが、27日「日本未来の党」を嘉田滋賀県知事(62)が旗揚げし情勢一変。10年前ひどい目にあった小泉・竹中政権の二の舞寸前でブレーキがかかった。おそらく、奥の院によるもの。幕末から維新にかけて海外と国内2面対応を迫られ皇室が東遷。御所が国内京都、海外東京に分担された経緯を思い出した。日本の支配階級は今でも京都。事大がかっているが、琵琶湖を預かったという嘉田知事が救世主とみられ、米国や大手メディアに濡れ衣を着せられ、2度の裁判で無罪が確定した小沢一郎(70)を存分に使え。12月16日以降、予想される大連立、大政翼賛会を断じて許すな。これらを相場が先取りするわけだ。自民党総裁のいいなりでは■■■(****)や ■■■■(****)も浮かばれない。29日入手した情報によると、彼女は知事3年目に元京大教授の夫と熟年離婚。県政に没頭しているという。埼玉県本庄市の養蚕農家出身。京大農、同大学院を出て81年から滋賀県の職員。06年民自公の担いだ現職を破り全国5人目の女性知事になった。新幹線の新駅や3つのダム建設を凍結。07年森元首相を論破して評価され、数々の伝説もある。石原や橋下など比較にならない。ぎりぎりタイムリー。いい玉と考えられる。
日経平均は92円高。後場も高く9400円の引け。東証一部の出来高18億1400万株、売買代金9900億円と物足りない。月末ドレッシングが入った。12月物が70円高で寄り110円高の9410円引け。総選挙も大本営報道で無理もない。■■■(****)が堅調。出来高1719株にとどまったが、国内のほか韓国でも治験拡大。この株は器が大きくないとつき合えない。■■■(****)、■■■■■■(****)に当たりがきている。バルチック海運指数が年末・年始のご挨拶。■■■■(****)もひと相場ある。不作、飢饉といわれる1年だが、■■■■(****)がせいぜいならよくわかる。投開票明け12月17日から韓国大統領選19日。さらに22日フォトンベルトにかけてエアポケットと述べた。(了凡)