証券ビュー

アンコール伊勢町

玉石混淆の折り返し これから2週間小すくいの往来   (2012.11.29)

主力中心に反落。後場一段安になった。円安が一服し円高の揺り戻し。解散・総選挙の経緯から折り返し地点。玉石混淆である。しかし、27日原発ゼロを期して日本未来の党登場。これで予想される自公民、維新の会の大連立と渡り合えるようになった。大政翼賛会を阻むもので、消費税引き上げ、TPP反対票を吸収し当選100人以上の勢力。風向きが一変した。GHQか冷戦当時のままといわれる地上波のTV,大新聞の「世論調査」に対し、22日述べた「Yahooみんなの政治」のデータが手掛かり。有権者は自民党、民主党と一線を画し、維新の会とも距離を保ち未来の党の可能性を探っている。国民の生活、減税日本、みどりの風など渡りに船。きわどいところで生き返った。14日から27日まで日経平均760円上昇。この間自民党総裁が日銀による無制限緩和、建設国債全額買い取り、総裁人事権までいいたい放題。外資が理想買いで持ち上げたとみられ、12月3日以降16日まで総選挙本番が見もの。市場は自民党に見切りをつけて民主党に構造改革を託したが見事裏切られた。自民党は下野しながら直近も3年前と変わらない。維新の会は竹中平蔵(61)が米国の代理人といわれ論外。ご破算に等しい。曲がりなりに宮崎県知事の任期を全うした東国原(55)が比例単独で近畿ブロックから出馬という。やりくり算段、近畿の人間を莫迦にしている。おそらく、ヒラリーとネオコンが仕掛けたとみられる小泉・竹中路線の復活失敗。国民の生活が第一こそ、有権者の本音を考えられるためだ。一方、ヒラリーの後継者といわれるライス国連大使(48)の国務長官就任に共和党が反対。リビア米領事館襲撃事件の責任を問われているもので、オバマ政権2期目の閣僚は共和党の承認も必要。大統領が彼女を評価しているだけに難航。後任人事と財政の崖で折り合いがつかず年末までもつれる見込み。このため、11月に繰り上がった餅つき相場中休み。後半、「世論調査」と未来の党の伸びが流れを左右しそうだ。同党の場合、飯田代表代行(53)がポイント。嘉田代表(62)が琵琶湖を預かる滋賀県知事なら、彼は維新の会を批判しながら二足のわらじ。袂を分かつところまでいかないと力が出ない。12月3日から2週間小すくいの往来相場とみられる。

日経平均は114円安。9308円の引け。東証一部の出来高17億3000万株、売買代金1兆円。息が上がってきた。12月物が50円安で寄り130円安の9300円引け。前日89ドル安で引けたNYダウの影響もあるが、売り一巡から持ち直し、26日につけた9388円に挑戦。抜くと米大統領選に追随し12月14日か17日に材料出尽くし。19日韓国大統領選、22日フォトンベルトも消化難と考えられる。12月下旬から来年2月にかけて地球に接近するという太陽系第10惑星ニビルもめくらましだ。■■■(****)が堅調。1954株でき新たに仕掛けが入った。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)も確り。■■■■■(****)と■■■(****)は株不足だけに逆張り。来年が楽しみだ。■■■■(****)も株不足。業績が持ち直し値保ちよし。選挙はカネといわれる。政治もそうで合法的に公共、福祉事業のカネを事前に建設会社や商工業者たちに渡すことで回り出すという。今回凄まじい。米国、中国にも跳ね返る。(了凡)