円ドル90円のトレンド上 独歩高の雰囲気つくりリセット (2012.11.26)
意外なほど堅調。世界レベルの餅つき相場。芝居じみてしらけてきた。14日から円安株高が始まり2週間。20日ガザ停戦が物語るように買い戻しが主因。資金パイプが詰まり続行できないためといわれ、G8やG20、EU首脳会議などお金の話ばかり。米国の雇用統計や失業率、PMI(中国製造業購買担当者景気指数)など改竄しばしば。22日述べたように、日本の世論調査もおかしい。大手メディアによるもので、米国大統領選同様「接戦」に持ち込む模様。そうしないと、スポンサーが離れるうえ、国民の興味も失われるためという。米国で政策論争がなかったように、日本も首相自ら民主党崩壊覚悟の上で解散を表明し問答無用。脱原発、消費税引き上げ、TPPなど踏み絵つき。米国の要求を受け入れるか否か二つに一つ。14の政党が入り乱れ街頭演説を始めた。結果は6日の米大統領選が示す通り。現職再選で何も変わらず、翌日NYダウ312ドル安。年明け減税打ち切りと歳出強制削減が重なる「財政の崖」に直面した。日本は首相や閣僚経験者を含め現職が相当落選する見込みで、どの政党も勝てずじまい。投開票の12月16日まで洗いざらい理想買い。直後材料出尽くし。米国の二の舞とみられる。新政権を巡り21日(金)何か起きると述べたばかり。日本のお金が目当てといわれ、今月14日から鞘当て。外資が円安株高で持ち上げ独歩高の雰囲気をつくり出した。9月以降中国の在庫調整で下方修正を織り込む一方、年末年始円一段安が見込まれ上方修正。5、6月安値の買い戻しも考えられる。要するに、選挙絡みの餅つき相場。米国に日本、韓国も続くだけに来月も高い。そして、12月21、22日にかかるフォトンベルトでリセット。「財政の崖」を飛ばすため、9.11か3.11並みの仕掛けが予想される。しかし、尖閣や竹島、今回の解散でネタが割れたことも事実。日本は庶民のレベルで相当な免疫ができた。総選挙をこなし、フォトンベルトにも動揺しない。受け売りだが、世界のビジネスはNYからカリフォルニア、東京及びアジアの国に重心を移した。国際金融資本は、残った力で日本を米国式の社会に変え、産業を寄生しやすい構造にするのが狙い。米国は極端に能力格差がある国民の集合で貧富の差が大きい。支配階級が貧民まで課税している。自国民と世界を奴隷化するもので日本が砦になった。持ち場、持ち場で最善を尽くし困難を乗り越えること。乗り越えるといい出会いがある。米国はいずれ中南米化。世界で最も地盤沈下の激しい不安定な地域。国際的なお荷物になるという。
日経平均は144円高。9366円の高値引け。東証一部の出来高20億2700万株、売買代金1兆1800億円。12月物が130円高で寄り140円高の9360円で引けた。1万円のコールが人気という。黄金分割によると、円ドル90円のトレンド上。フォトンベルトで一旦リセットと考えられる。■■■■(****)と■■■■■■(****)が堅調。■■■■■■(****)に続き■■■■■■■■(****) も戻し始めた。■■■(****)は続落。売り一巡から切り返す見込み。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)ともに半値戻しが目安。仕切り直しが賢明。22日から■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)を見守っている。■■■(****)が■■■(****)と提携して出直ったように、■■■■■(****)も水準訂正が予想される。■■■(****)は来年、再来年化ける。(了凡)