クールな日経平均の反応 イスラエルと韓国で何か起きる (2012.11.21)
14日から円安株高5日目。感謝祭を前に派手な立ち回り。芝居じみてネタ切れとみられる。19日NYダウ207ドル高が、18日米大統領による財政の崖解消期待とわかり、20日クールな日経平均の反応を見直した。14日夜、首相が米大統領にTPP交渉参加を電話で伝える一方、ほぼ同時にタイも参加表明。イスラエルがハマスに対しガザ攻撃に入ったのも同日夜という。イスラエル首相が大っぴらにロムニー候補を支持。落選しただけに決死の様相。米国の資金支援を当てに出来なくなるためだ。そもそも、TPPは日本をはじめ加盟国の資金が米国に還流するためのもの。国際金融資本はバブル崩壊から20年以上日本国内を不景気にし、円キャリーを原資にデリバティブとレバレッジで虚構の繁栄をつくり出し、リーマンショックをきっかけに破綻した。国民は09年民主党に鞍替えしたが、鳩山、菅、野田ともに期待を裏切り、来月16日の総選挙で落選も考えられる情勢。これまで国際金融資本の介入に制約を受けた日銀も、自民党総裁による「国有化」で無制限緩和、建設国債買い取り、総裁人事権まで握られるとよし。国際金融資本は資金を自由に出来なくなる。彼らは相場で失った資金を相場で取り戻そうとしたが困難な状況になった。15日ゴールドマンが韓国のアセット部門(資金運用)を閉鎖すると述べたが、HSBCも一部業務縮小を決定。Yahoo!も韓国撤退を表明した。来年、イスラエルと韓国で何が起きるか自明である。20日入手した情報によると、菅首相は2011年7月ヒラリー国務長官から米国の借款100兆円なしにしてくれといわれ、恐ろしくなって辞任を決めたという。2012年6月18日メキシコG20、米国は財政難で軍隊が世界から撤退するため、ロシアに軍事面の協力を頼んだ。同22日ルクセンブルグ、ユーロ圏財務相は話がまとまったように演技しようと決めた。同7月18日、インド・スズキの工場で起きた暴動はCIAの工作で日本に対し嫌がらせ。前都知事が「尖閣諸島を買う」と述べた理由は、見返りに米国のヘリテージ財団から息子の総裁選資金を貰ったからという。同9月9日ウラジオストックのAPEC、欧米がうるさいため日中首脳は対立している芝居をしようと決めた。同11〜13日、欧米はダボス会議でシリア内戦を口火に中東で戦争を起こすと決めた模様だ。
日経平均は10円安。9142円の引け。東証一部の出来高18億6900万株、売買代金1兆1000億円。さすがに一服した。12月物が60円高で寄り引け10円安の9120円。ドル、ユーロに対し円安一服も手掛かり。5日ぶり反落した。上がったのは、贔屓のもので■■■■(****)だけ。せっかくの餅つきも半端な戻りで手返しが難しい。以前述べた■■■(****)が1453円の新高値。21日取材の予定で、月内にも近況を報告できる。20日■■■■(****)を取材したが、前期タイ洪水を吸収し力をつけた。バンコク南東に新工場用地約5万坪を取得。旧アユタヤの10倍規模。すべて新鋭設備に切り替えるという。■■■■(****)も被災したが、戦略拠点として蘇った。続落したのが■■■(****)。14万2000円を割り込み処置なしだが、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)が確り。ペプチドワクチンは国策に格上げされた。iPSと並ぶもので買い下がり。13万円ではまれば文句なしだ。(了凡)