大統領も首相も代理人 一旦リセット一から始める (2012.11.14)
13日も安い。買い一巡後先物売りに一段安。再び円高が足かせになった。12日債券が祭日振り替え休場に対し、NYダウ23セント安。ナスダック0.6ポイント安。米国もしらけた地合いだ。オバマとミッシェルは優秀な黒人で人間的にも立派だが、デビッド・ロックフェラー(97)を頂点とする金融・石油資本の代理人。自分で何も決められないという。落選したロムニーの方が米国人らしく、優れた人格で金持ちの経営者。行政手腕もあるが、NYの金融財界が8年前ブッシュ当時から共和党に政権を渡すまいと決めていた。オバマ大統領のことを知りたいと思うなら、米国隷属100%といわれる野田首相を見るがいい。日本国民の代表でなければ、国益を代弁しているとも思えない。国民の敵になった首相が今も官邸にとどまるのは、黒人の大統領が再び米国民の代表としてホワイトハウス入りするのと同じ。メディアは支配者によって国民を洗脳するためのツールという。一方、FRB議長もお粗末。第3次追加緩和と称して違法なマネーをジャブジャブ供給。米ドル、米国債なる紙切れを際限なく刷り散らし、軍人や公務員たちの給料を支払わなければならない。ロムニーは同議長の首を斬るといったし、テキサスのペリー知事は殴ってやると述べた。米国はそれほど追い詰められている。世界を軍事力で支配する力もない。米国民は、わざとらしい民主的な手続きで表面だけつくろう米国に飽き果てた。米国は世界をリードする力など微塵もない。このことを日本の国民も早く気づくべきという。支配階級は、国民生活を破壊しても自分たちだけ生き残ろうというもの。15日中国、来月19日韓国の新体制も似ている。凄まじい思い上がりがうかがえ、人間として不適格だが、政界はこうしたもので特に異常といえず。品性がないため目立つのに過ぎないという。ちなみに、米国の公的債務残高。D連銀総裁によると、年金や医療債務も含め99兆ドル(7920兆円)という。09年2月現在というから、目下ゆうに8000兆円突破。そこへ暮れ、年明け計45兆円といわれる財政の崖。欧州の債務繰り延べも膨大なもの。このため、米国は一旦リセットして一から始めるしかない。日本が官民で保有する米国債1000兆円も戻ってこないという。しかし、ロックフェラー、キッシンジャー(89)、ブレジンスキー(84)もあとがない。
日経平均は15円安。8661円で引け7日連続安。 東証一部の出来高14億9500万株、売買代金8400億円。12月物が30円高で始まり20円安の8670円で引けた。8250円プットが目立つという。新月の14日、調整10日目の16日が注目される。高寄り失速した■■■(****)が波乱含み。週末、来週明けクライマックスを迎える。13日の下げは、2月28日「★★★102による膵臓癌治験効果が統計学上認められなかった」という中薬審の答申を受けストップ安したトラウマを蒸し返したもの。日本一のスタッフが事実上国家プロジェクトとして取り組んでおり、18日のNHKスペシャルも当初「夢の治療薬を巡る攻防」から格闘に変わった。思い込みによらず出来高が手掛かり。12日から急増しており、この水準が続くと2月高値19万2700円挑戦も考えられる。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など一蓮托生。今年駄目でも来年チャンスがやってくる。(了凡)