半年後無事なら御の字 怪しい財政の崖と新ユーロ発行 (2012.11.13)
明らかに調整局面。買い戻しが一巡すると見送られた。12日NYが祭日の振り替え休場、内閣府発表の7~9月GDPも年率3.5%減とあって手掛かり難。決算発表が今週峠を越すことから個別にリバウンドの消化が目玉。年の瀬が迫ってきた。7日米国が新体制になり、15日中国、12月19日に韓国。日本も年内か年明けに移行。予めセットされた「財政の崖」に一旦はまる見込み。欧州で新ユーロ発行が来年5月といわれ、これから半年彼我ともに大揺れ。無事なら御の字である。1%の富裕層、99%の貧困層も全員奈落の底に突き落とす世界恐慌Ⅱ。リーマンショックを口火に80年ぶり。意図的に毀損した一般の資産を二束三文で買い漁る「焼け太り」が前回の手口で、今回ギリシャ危機を発端に世界中金融恐慌に巻き込みもうとの仮説まことしやか。12月22日のフォトンベルトを踏まえ、半年しのげば検証できる。尖閣、竹島演出もプログラムの一環とみられ、9.11尖閣国有化宣言がネオコングループのこだわり。関連として12日ヘリテージ財団を紹介した。彼らは日本に対し原発再稼働、TPP受け入れ、日米同盟の強化を求めている模様。現政権のほか自民党安倍総裁、維新の会の橋下会長にも手を回し、どこに落ち着こうと押し切る構え。彼らが目指すのはお金と支配。米国に代わり日本をはじめ環太平洋圏の国に鞍替え。TPPをしばりに復活を目論んでいる様子。財政の崖を埋めるのは至難でぎりぎり暮れ、暫定延長1月の新議会まで。一方、8日ECBが表明したユーロ紙幣切り替えも新たな材料。02年の流通開始から11年ぶり。来年1月10日デザインが公表され5月から流通する見通し。新ユーロと現ユーロの交換比率が問題といわれ、まともに受け取れないのも事実。財政の崖と並び怪しいといわれている。つまり、今回ともに成就ならず。失敗すると考えられる。7日述べたように、米国経済がすでに破綻しているのが主因。欧州、英国もアップアップ。仕掛けた国際金融資本がパンクしている。道理で軍産複合体も動きが鈍い。直近、泣きどころが10月スワップが切れた韓国といわれ、サムスン筆頭に10大財閥の消長不明。万一韓国破綻となれば、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)もストップ高。1度や2度で収まらない。7日から次のトレンドと述べた。来年5月まで気を抜かずに進みたい。
日経平均は81円安。8676円の安値引け。東証一部の出来高12億5600万株、売買代金7400億円に落ち込んだ。4ヵ月ぶり6日連続安。10日目が反発の目安になる。12月物が40円安で寄り70円安の8690円で引けた。12日述べたように調整2週目。リバウンドが一巡すると再び売られ、年明け1月第2週まで尾を引く見通し。■■■(****)が高い。15万1100円まであり14万7700円の引け。5363株の大商い。ポリオワクチンで先駆した神奈川県が「がんワクチン研究センター」設立を表明。18日NHK放映の支援材料になった。半値戻し14万6800円を抜き、黄金分割16万3400円が次の関門。■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)のほか■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、さらに■■(****)も意外な高値が見込まれる。週末利食い千人力。中国の胡温体制10年、輸出と投資による過剰ストックの調整が始まった。結構きついとみられる。(了凡)