証券ビュー

アンコール伊勢町

円高に振れ揺り戻しも 黙っていない日本の奥の院 (2012.11.06)

半年ぶり円ドル80円の水準。一部を除き小康状態になった。2日米雇用統計発表に次ぎ6日米大統領選待ち。現職再選とみられるが、実現しても懸案山積。何も解決しない。受け売りだが、1億人といわれる米国の就業者に対し、月々10万や20万人非農業雇用者が増えたところで大勢に影響ない。リーマンショックで失業した1000万人が分子。大卒の就職率が50%を下回り、親元に戻るブーメラン現象が続いているため、景気回復などあり得ない。8日から「習-李体制」といわれる中国然り。リーマンショック直後、4兆円規模の景気対策が副作用となって跳ね返り、鉄鋼、造船、土木、建築など設備・人員・在庫過剰が深刻な事態。数百兆円と伝えられる不動産バブルの後始末もこれから。世界2位の経済大国と持ち上げられ、大風呂敷を畳めなくなった。北京五輪、上海万博を目玉に「胡-温体制」10年の功績に対しツケも桁外れ。中国全土2000人超の共産党員が北京に集合し、7日間党大会が行われる予定だが、主席が党員の選挙でなく前任者や側近によって決まるところがミソ。格差、不平等、腐敗、汚職など昔のまま。急成長の歪をただすところにきた。その点、安値を更新している■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■(****)が痛恨の極み。■■■■(****)は賠償のため存在するのにとどまり、日本のダメージも大きい。しかし、曲がりなりに吸収。持ち直す見込みだ。5日■■■(****)が連結純益7800億円に上方修正したのも手掛かり。11、12月、冷静、丁寧、引き締めて臨めばいい結果につながる。欧米や中国、韓国も資金繰りが火の車。半年、1年後、現在の水準を維持できないとみられる。そのせいか、英米がアングロサクソンの覇権回復を念頭に逆襲を模索。背後から国際金融資本が彼らの勢力を利用して世界金融を一元化。FRBは統一通貨を発行するため、世界の中央銀行に衣替えする意向という。自由主義から統制型に切り替える模様でBRICsの経済も悪化。世界経済が踊り場にさしかかった。旧聞だが、国際金融資本と中国の金融投資集団が本格的な日本投資に転じ、国内の優良物件を血眼になって探しているという。「新満州建国」が目的といわれ、現代版「大東亜共栄圏」。ここまでくると、日本の奥の院も黙っていない。財務省と日銀が管理している「天皇の金魂」に注目が集まっている。
日経平均は43円安。9007円の引け。東証一部の出来高14億6000万株、売買代金8800億円と薄商い。12月物が60円安で寄り40円安の9020円で引けた。2日十字足のため明らかに転機。再び円高に振れ、揺り戻しが予想される。■■■(****)が高い。半値戻しの14万6800円目前に迫り一服。今週第2、第3コーナーを回り、来週第4コーナーから直線コース。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など武者震いしている。■■(****)が凛としているのも気になるところ。日本は京コンピュータを使ったゲノムで先駆。18日のNHKスペシャルで製造承認の目鼻がつく見込み。モノになると大きい。単価が張るにも拘らず需要が世界に広がるためだ。癌ペプチドワクチンはiPS細胞に先行し、今後日本の外貨獲得に貢献すると考えられる。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)も化ける。買うと弱いが売ると強い。(了凡)