証券ビュー

アンコール伊勢町

手の平返しプロパガンダ 油断するな11、12月の前哨戦 (2012.10.24)

まさかのドル80円、ユーロ104円。9日連続円安が続き小康状態。5、10兆円ならぬ20兆円規模といわれる日銀の追加緩和が手掛かり。溢れ返る当座預金残高46兆円に対し、ETFやREITが軸と伝えられ、株と不動産にとってカンフル剤。前日意外な高値が見込まれると述べた。現政権、日銀、メディアまでプロパガンダ。景気、選挙対策に手の平を返した。はたして双方上がるかどうか。月末にかけて2、3月の雰囲気もうかがえる。ちなみに、内閣府が公表している日本の国富。バブル当時3500兆円をピークに現在2700兆円程度。このうち政府資産470兆円に対し、同負債1050兆円。政府資産は大半米国債で売れずじまい。仮にドルが暴落して無価値になってもさほど困らない。同負債はGDPの2倍以上だが、家計の実質資産が1130兆円あり吸収できる。S&Pやムーディーズ、IMFまで日本の財政破綻を煽っているがまやかし。対外債務総額、同GDP比率でもドイツを遥かにしのぎ堅実なもの。国富には金融資産、有形非生産資産、生産資産があり、金融資産にこだわっていると全体を見失う。受け売りだが、戦後世界に出回ったものは米国と日本製が圧倒的に多い。米国が航空・宇宙、映画・音楽、コンピュータ、コカコーラ、ファーストフード、インターネット、グーグル、ユーチューブ、アマゾンなど。日本はロボット、電子機器、ハイブリット車、新幹線、柔道、カラオケ、アニメ、インスタントラーメン、鮨、日本料理など無数。欧州は極少数で第三世界のものがない。つまり、米国と日本が戦後の経済をリードしてきた。ところが、リーマンショックを契機に欧米債務危機。米国も存亡の淵に追い込まれ、財政赤字拡大を禁じ手のドル乱発でしのぎ問題先送り。このままいくと破綻する。残るのは日本しかない。前日、3.11から見方が変わると述べた。戦後から60年以上続いたグローバル化の流れを逆転するもので、むしろ日本化をもたらすきっかけになりそうだ。地球上で戦争が始まった5000年前、西洋人が荒し回った500年、イルミナティが戦争で世界を手玉に取った200年。今後なくなる。戦争のない世界がやってくるという。こうなると、断然日本の時代。イルミナティ支配と西洋文明が終焉を迎える。われわれは修羅場から逃げず恐れないこと。目下、11、12月の前哨戦。冷静に対応すればモノにできる。
日経平均は3円高。9014円の引け。東証一部の出来高15億7700万株、売買代金9200億円。円ドル80円、日経平均9000円台が心理的な節目になった。12月物は50円高で始まり20円安い9000円の引け。8日ぶりに反落したが値保ちよし。日経平均が三空の上で揉んでいる。19日紹介した■■■■■(****)が高値引け。出来高も増加している。逆風下で健闘。創業120年の底力が感じられる。スカイツリーの施工実績もモノをいいそうだ。■■■(****)は反落。思わせぶりな大商い。7月高値を抜いてくると面白い。当時よりスジのいい動きだ。信用でも買いの回転が利いている。■■■■■■(****)はもち合い放れ。11月9日の決算発表を目安に一旦利食い。■■■■(****)、■■■(****)が気になる。■■■■(****)はアンカー。バルチック海運指数が合図になる。フォトンベルトまであと2ヵ月。イルミナティの日本攻撃が続く模様。油断するな。(了凡)