様子が変わった10月 修羅場から逃げず恐れないこと (2012.10.08)
10月に入り週日小動き。様子が変わってきた。尖閣・竹島領有を巡り解決に進展が見られないためで、1日発足した第3次改造内閣が決め手。対米追随が露骨になり人選に綻び。立ち上げ4日で法相がつかまった。前日述べた副大臣、財務相、文科相など論外。明らかに人材払底。原発再稼働、消費税引き上げ、さらにオスプレイ配備も米国の指示とみられ、大飯再稼働から国民の反発が次第にエスカレート。1960年安保以来の官邸前デモが世論を動かし、オスプレイの岩国騒動で決定的。飛行ルートが全国に広がるためで、現政権は国民の敵になった。受け皿といわれる自民党総裁に再び安倍が登場し、維新の会選挙委員長に竹中が告げられたところで、国民の大半が迫ってきた危機に気づいた。米国は尖閣や竹島、北方領土も解決しない。むしろ、放置して中国、韓国、ロシアを牽制。日本を支配して経済、外交、軍事的な国益を取り込むのが落ち。しかし、菅、野田政権を通じてTPP加盟に持ち込むプログラムが怪しくなった。米国をはじめ中国、韓国、日本も政権交代の端境期。中国では現主席が次期候補と対立。軍部を握って離さないという。小競り合いが続く尖閣・竹島と似たような地合い。市場も現政権、米国を敵と考えており模様眺め。米国は大統領選後、再び債務上限引き上げに追い込まれ、暮れにかけて金先物を上げないと思うように資金調達できない。年末年始■■■■■■(****)、■■■■■■(****)を中心に■■■■(****)、■■■■■■■(****)などNY金先物2000ドルを目安にお色直し。12月22日のフォトンベルトに備え、水、食料、防災関連需要など物置、倉庫も引っ張り凧。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)を紹介した。否応なく非常事態が考えられるためで逆張り。よほどか勉強しないと乗り切れない。キッシンジャー(89)が40年前日中間の外交に対して責任を問われ逃げ回っているという。要するに、戦後体制の限界。生き残るには修羅場から逃げないこと。失うのを恐れないことという。4日述べたように、来年1月東証と大証が合併し、その後上場して証券107社の株が売りに出ると兜町、北浜、伊勢町も一変。前世紀の証券会社が姿を消し、新世紀の版図が浮かび上がる。金先物や水、食料備蓄が取り沙汰されるご時世。さぞや、2013年死闘が予想される。
日経平均は38円高。8863円で引けた。東証一部の出来高14億8400万株、売買代金9200億円。前原大臣が出席した日銀政策決定会合、米雇用統計発表も新たな手掛かり。12月物が30円高の8870円で引け小康状態とみられる。バルチック海運指数が5日875(+30)と続伸。NY金先物が2000ドルになれば1000ポイント越え。世界の実需を先取りするだけに海運株がなびく。9月25日述べたように、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)などバラ積み船の市況回復。大幅な水準訂正が見込まれる。5日入手した情報によると、米国は原発再稼働、消費税引き上げ、オスプレイ配備を現政権に押しつけるたび国民の抵抗にうろたえたという。つまり、対米追随路線に転機。戦後嘘をつき国民を騙してきた既存政党、マスコミに対し怒りのエネルギーが官邸デモに乗り移った。従来のメディアにひきかえ、ネットが真相を知る上で不可欠。修羅場から逃げないこと、失うのを恐れないことだ。(了凡)