こうなると打つ手なし あるとすれば金先物、物置、倉庫 (2012.10.04)
膠着状態のまま小動き。先物の空中戦も峠。12月物がへばってきた。後場に入り売り優勢の印象。尖閣・竹島でもめてから3、4Q下振れ懸念。9月に追加緩和が一巡し政策不在表面化。手詰まりそのものだ。4日に日銀政策決定会合とECB理事会、5日には米9月雇用統計発表がありポジション調整。迂闊に出られない。日銀は直近でも国際金融資本が「実効支配している」といわれ、欧米から得体の知れない圧力。常に国益より欧米の利益を優先するため、期待すると裏目に出る。余談だが、1882年の創業以前に取り込まれ、日清・日露の戦費調達で雁字搦め。日本は欧米から借金返済を迫られ大東亜戦争を決意したという。バブル崩壊から23年。彼らが一貫して円高を演出。日本の輸出産業がなす術もなく海外に追われた。FRB、FCBには逆らえない。国民の敵になった現政権、自民党総裁、維新の会も彼らに実効支配を許した。こうなると打つ手がない。あるとすれば、9月13日FRBが第三次緩和に踏み切った直後、一直線に上昇し高値圏に張りついたNY金先物が手掛かり。声明が「雇用指標の持続的な改善を確認できるまで住宅ローン担保証券を毎月3兆円期限なしで買う」というもの。つまり、金先物は米雇用統計発表が右肩上がりになるまで高い。2日「延べ棒がタングステンによる如何様であれ、ETF乱発による水増しであれ、金先物を上げないともたなくなってきた」と述べた。米国は年末年始、債務上限、所得減税期限切れ、財政管理法施行を控え待ったなし。オスプレイ配備も財政事情を加味したもの。このため、FRBのRをもじってリザーブ(準備資産)を提案。■■■■■■(****)と■■■■■■(****)を躊躇なく送り出した。物足りないが■■■■(****)、■■■■■■■(****)もないよりマシ。一方、ペーパーマネーの限界も予想され、水と食料はじめ実物資産の備蓄も取り沙汰される始末。日経が9月1日防災倉庫の需要急増を受けて■■■■■(****)を紹介していたが、物置の需要増を見越して■■■■(****)も狙い目。「新型エスモ」が評価され3日ボトム圏。信用残42万株(売り19万株)に過ぎない。このほか、財閥系3社に■■■■■■■■■■(****)を加え倉庫大手にも注意を払うところ。NY金先物が米大統領選にかけて1800ドル突破。昨年8月22日の高値1891ドルを抜くと本物になる。