証券ビュー

アンコール伊勢町

次期総選挙が突破口   国益なしにあり得ない株高 (2012.09.21)

案の定安い。反動がやってきた。14日FRBの第3次緩和、19日に日銀の追加緩和、中国の反日デモ禁止も伝えられ材料出尽くし。明らかに峠を越えた。ドル78円、ユーロも101台の円高に振れ軒並み安。日経平均12月物は60円安で始まり180円安の8990円で引けた。前日窓を開けた途端強風に見舞われ、■■■(****)、■■■(****)も大揺れ。ちなみに、19日の民主党代表選街頭演説。首相がSP(要人警護)を小脇に自説を述べているが、周囲から「帰れ」、「莫迦野郎」、「帰れ帰れ」の野次が目立つ。断りもなく韓国の通貨スワップ5兆円に合意。米国でTPPに参加表明。公約違反の消費税引き上げなど国益を損ねる言動に対するもの。人権擁護法案の閣議決定にも厳しい批判があり、代表選で再選しても臨時国会で特例公債法案が通らないと総辞職。前首相と同等の結末も考えられる。首相は松下政経塾一期生で■■■■■■(****)と通じるところがあり大苦戦。国益を損ね、国民から批判を浴び、日銀が金融の蛇口を緩めても株安に追い込まれた。一方、自民党の総裁選も恥知らず。世襲の影響とみられ時代遅れ。既得権確保のため立ち上がった印象で20世紀のままだ。結局、維新の会がダークホース。小泉、竹中をバージョンアップした代理人といわれるが、バブル崩壊から23年。関ヶ原につぐ大坂冬・夏の陣、維新後の西南戦争を前例に既得権を一掃する内戦。シリアに及ばずとも黒白つけざるを得ない。してみると、次期総選挙が突破口。大物や素人落選が多数伝えられる中で、ここぞとばかり国益に叶う人物を国会に送らなければならない。第一、国益なしに株高もあり得ない。気になる情報を入手した。盛んに報道された中国の反日デモ。15日に北京の日本大使館にも暴徒が現れ、ペットボトルやゴミを投げ乱入騒ぎ。武装警官と激しいもみ合いになった。ところが、暴動を指揮し取り締まり衝突したのも同じ警官の仲間たち。一党独裁で自由のない共産主義社会のデモは、明らかに意図的な政府主導によるものという。世界に知られたら、尖閣に輪をかけた恥晒し。7月以降、半年、一年後の異変に備え持ち場、持ち場で最善を尽くす旨を述べた。いよいよ相場がその異変を嗅ぎつけ、首を横に振り始めた模様。11月の米大統領選まで踊り場だが、前後して大小揺れるとみられ、それなりの対応が必要になる。

日経平均は145円安。HSBCが発表した9月のPMI(中国の製造業購買担当者景気指数)が節目の50を割り後場一段安。9086円で引けた。前日バルチック海運指数697(+34)を手掛かりに急伸した海運が反落。■■■■■■(****) 、■■■■■■(****)も一服。■■■■■■■■(****)を除き全面安の様相。■■■(****)は10万7500円の安値引け。信用期日、現物でも見切りが出た。3月10万6200円、6月の10万7000円と並び大底圏だが、信用倍率13.71倍。高値期日が残っており、調整が続きそうだ。万一10万6200円を切れば、9万5500円が黄金分割による底値。2月につけた戻り高値19万2700円の半値に相当するもの。難平買い下がりだ。この株に復活がかかっている。■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)突っ込み買い。■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など糞度胸。次の高値更新を目安に戻り売り。すべて受け入れ前向きに進むところだ。(了凡)