断じて適応あるのみ ピエロに見えるFRB議長 (2012.08.30)
模様眺めで始まり小動き。後場値嵩の一角が買われ若干締まった。日経平均を見ると、25日、75日、200日移動平均を抜き気を持たせる経過。31日FRB議長講演、9月7日米雇用統計発表(8月)、12日FOMC声明待ち。■■■■(****)と■■■■(****)を除き嵐の前の静けさ。来週明け先物の空中戦が見ものだ。今回の竹島と魚釣島騒動。米国旧ネオコングループの演出という見方が有力。中国と日本が対立し、朝鮮半島や台湾を巻き込む紛争が彼らの利益につながるためだ。しかし。ロンドン五輪が無事終了し、その後もシリアを除き穏やかなところから、英国ロスチャイルドが動く気配なし。31日ジャクソンホール、9日12日に第3次緩和が決まると、またぞろ新券が出回り一息つける。シティとウォール街で当分の資金繰りがつく見込み。このため、前日9月のクライマックス持ち越し。10、11、12月のフォトンベルトまで先送りと述べた。問題の核心といわれるのがロックフェラーの跡目。シティグループ復活の有無を左右するもので、D・ロックフェラー(97)と甥のJ・ロックフェラー4世(75)に決着つかず。米金融当局のゴールドマン攻撃が一巡し収束というが予断を許さない。事実上、英米が呉越同舟。まだ金融崩壊を先送りできると考えているわけだ。27日ムーディーズの韓国債格づけ引き上げも恣意的。日本と同じ「Aa3」。竹島問題がこじれ、スワップ協定見直しを受けたもので、金融支援を受けている国の格づけが日本と同格になった。しかも、消費税引き上げと一体改革法案が10日成立後のこと。それまでネガティブで韓国より下。韓国10年債利回り3%強に対し、日本0.8%からしても不当なもの。ちなみに、韓国の家計債務は昨年可処分所得の164%。サブプライム危機発生当時の米国をはるか上回るという。同協定は10月まで有効。11月以降延長すると限らない。魚釣島問題でも、27日「都の上陸申請を認めない」という日本政府の声明に対し、28日に中国が日本側に「上陸・調査・開発しない」旨の3条件をつけ現状維持を表明。売りにも買いにもならない材料が市場を包み始めた。国内外、挙げて先送り。欧米や中国、韓国もこのままいけるという。まだはもうなり。もうはまだなり。適応するほかない。
日経平均は36円高。9069円の引け。出来高14億株、売買代金7800億円とお粗末。延べ11日総見送りの状態が続いている。9月物も変わらずで寄り、30円高の9080円引け。■■■■■(****)と■■■■■(****)が10月1日統合を発表している。値上がり、出来高、売買高上位を見て日計りの印象。小口でもつなぎ商いが重宝されている。相変わらず■■■■■■■■(****)を目玉に■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)に注目。被災地の瓦礫処理が終わり、復旧から復興が本格化。持ち出し先行だが2Q以降利益が出るはずだ。■■■■(****)と■■■■(****)がしつこい動きだ。■■■(****)は非財閥系のエース。中国やロシアのほか南北朝鮮にも明るいはず。■■■■■■■■(****)や■■■■■■(****)に弱気無用。■■■■■■(****)より■■■■■■(****)の動きがよくなった。哀れ、FRB議長がピエロに見える。月末、9月の声明も口裏合わせ。われわれは断じて適応あるのみだ。(了凡)